久しぶりの輪行（長野県西条駅⇨差切峡⇨生坂村⇨明科⇨穂高駅⇨小谷村）

走りたくて（車を気にせず）輪行したくてウズウズすること数ヶ月。やっと実行することに。

向かった先は長野県筑北村。西条駅をスタートして差切峡温泉 坂北荘でラーメンを食べ、生坂村を経由し明科駅、そして穂高駅ゴールの予定。

先ずは前日の夜、いつも通り30分かけ分解しひと息。当日、久しぶりに感じる重みに少し緊張しながら駅へ。準備に時間はかかったけれど、ガシッと一塊になってる感じが嬉しい。

西条駅で緊張の組み立て。でも、今回はちょっぴり開き直り。前日の分解然り、どうせ時間がかかるからと焦らず取り組んで30分。同じ時間がかかるなら、この方が全然良いって事にやっと気が付いた。

10時21分スタート。

西条駅 to 〒399-8303 長野県安曇野市穂高５６４３−２

403号線から脇に入る予定が、田圃の緑と青い空、緑の山並みに道端の花々、綺麗だな〜と景色に気を取られ、予定していた左折場所をスルー。看板は目に入っていたのに、自分で自分にビックリ。川を渡ったところで、ん？渡っちゃダメじゃなかったかなと地図確認。やっぱりねー

逆走してくるIさんと、どこかで合流するはずなんだけど、こんなんで大丈夫かな。

11時を過ぎたあたりでIさん発見。ただね、たぶん倍の距離を走って来てるのに、もうここにいるんだ。会えた安心感と複雑な気持ち。早いな（比べるなって話）。

まぁそれは仕方ないとして、その後寄った坂北荘でチャーシュー麺。シンプルで綺麗、麺はツルツルで美味しかった。小皿のきゃらぶきの甘辛さ（甘さ強め）もあと引く旨さ。お風呂から出てビール飲んでつまんで、また飲んでつまんでの妄想に引き止められる前に席を立つ。いつかお風呂に入りに来ます！

小さなトンネルを抜け「今のところ良かったね」と後ろ髪引かれる。戻らない？の言葉に躊躇するも、結局戻って撮影会。トンネルの先に光、なんて魅力的なんだろう。戻って大正解。しかし、これがなかなか上手く撮れない。ズーム・構図・色etcここだけで数時間は遊べそう。まあ車も通るのでそんなにのんびりは難しいのだけど、撮りたい！と先輩を何度も走らせる。こんな時はスマホを使えば、ズームもコントラストも自動で綺麗に撮れたんだろうな。

写真を撮って満足し走り出す。緩い坂を見誤り、変速に失敗。チェーンが外れ凹む。そして、自分の変速の考え方が、ちょっぴりおかしかった事を指摘される。クロスの呪縛・・・。文字にするのは別の機会にでも。。。

そんなことをしているうちに地味に疲れが溜まっていく。なんか攣りそうな気配。そろりそろりと漕いではみたものの、ついにその時が来た。左脹脛にピキーンと衝撃が走る。ひ、久しぶりなものですから・・・と言い訳したところで、こうなるとどうしようもない。

そんなことがあったので、Iさんの車が置いてあるという道の駅が見えた時には、乗せてもらえるのかな？と思った。そんな考えを軽くスルーし「分岐までは一緒に行きますよ」の言葉が聞こえた時には「えっ」な訳で。やはり甘くはなかった。

とは言え、そのお陰でただならぬパワーを持っていそうな乳房イチョウを見ることが出来た。入口が下り坂で一瞬、寄るのやめようかなと思ってごめんなさい。パワー貰えたかな。

　

あそこで一瞬でも躊躇したのがよくなかったのか（全く関係ない）、程なくして左膝上が攣った。体って、こんな場所でも攣るんだ・・・

　

川の水綺麗だなー家増えてきたなー車増えたなーと思っていたら14時45分、明科駅到着。あと少し。一度来た事があるので、何となくこの辺りの景色に見覚えがある。さて穂高駅はどこでしょう。

15時13分穂高駅到着。

そして、目的を果たさなくてはいけません。

じゃ〜ん、地ビール。この為にわざわざ来たのです。迷って飲み比べを注文してしまう、こういうところが、まだまだだな。走って飲んでピックアップして貰う。なんて贅沢なんでしょう。

そして、宿に移動してからの美味しい夕食で、エネルギーチャージ。

美味しい一日。

もし明日の朝、体がギシギシでも悔いはなし。