「階段の階ってなんて読む?」「あやしい?」「それは怪談だ」
日常でよく目にする漢字でも、1文字で読んだりする時に読みにくくなる漢字があるの、ご存知ですか?
例えば「専門」の「専」ですが、送り仮名を振ると「専ら」となり、「もっぱら」と読むようになります。
そんな日常で使われているのに読みにくくなる漢字を集めて、調査・ランキングにしてみました。
あなたは全32個の漢字、何個ちゃんと読むことができますか?
1位 戦ぐ(そよぐ)
2位 階(きざはし)
3位 泥む(なずむ)
⇒4位以降のランキング結果はこちら!
1位は「戦ぐ(そよぐ)」!
すごいゴツイ漢字なのに風の様子を表す「戦ぐ(そよぐ)」が堂々の1位!
字面的には完全に戦に向かっちゃう感じなんですが、この場合はなんかすごい優しい感じになっちゃいましたね。
似た言葉に「微風(そよかぜ)」というものがあり、てっきり「風が微ぐ」みたいに書くものだと思っていました。
音だけ拾うと「戦風(そよかぜ)」とも書けなくはないんでしょうが、完全に戦場を駆け抜ける強者に与えられる二つ名みたいになっちゃいますね。
2位は「階(きざはし)」!
どうやっても知らなきゃ読めない「階(きざはし)」が2位にランク・イン。
実は音に意味が隠れており、「きざ(刻)」は段々になっている様、「はし(階)」は橋のように場所を繋ぐ様、合わせて「きざはし(階段)」という意味と、表記は「階」だけなのに奥が深いですね。
3位は「泥む(なずむ)」!
物事がなかなか進まなかったり、執着や悩み苦しむさまを表す「泥む(なずむ)」が3位となりました。
某曲では「暮れなず(泥)む町の〜」という有名な歌い出しがありますが、「暮れ泥む」とは日が暮れそうで、なかなか暮れないでいる様子を表した言葉なんだそうです。
いかがでしたか?
結構本が好きで漢字の読みには自信がある方なんですが、今回のランキングに登場する漢字32個中17個しか読めませんでした…。
今回は「簡単な字なのに意外と読めない漢字ランキング」をご紹介させていただきました。気になる4位〜32位のランキング結果もぜひご覧ください!
(執筆:Hikaru Sano)
有効回答者数:500名(20~30代男女各250名:複数回答)
調査期間:2016年7月27日~2016年7月29日