「良い旅を!と見送りたい」「どんな妖怪になってよみがえられるのでしょう…」。妖怪物の漫画で知られる水木しげるさんが亡くなったとのニュースを受け、ツイッターには30日、作家や漫画家が追悼の言葉を書き込んだ。
ミステリー作家でホラー物の著作も多い綾辻行人さんは「ご冥福をお祈りいたします」と書き込み、代表作の一つ「悪魔くん」を「実写版が怖くて怖くて、大好きでした」と振り返った。
漫画家による追悼のつぶやきも多く、「水木先生おやすみなさい」(江口寿史さん)「どうも言葉が出てこない」(ゆうきまさみさん)と偉大な「先輩」を悼んだ。
またアートディレクターの秋山具義さんは、水木さんの「妖怪カレンダー」を作成した際、制作の途中段階で「誰もデザインしていないところに座敷わらしが刷られていた」というエピソードを紹介。担当者が問い合わせると、水木さんは「妖怪の仕事してるとよくあるよ」と話したという。