【シンガポール=吉村英輝】インドネシアのジャワ島中部ジョグジャカルタで20日、航空ショーで曲技飛行をしていた同国空軍の超音速機が墜落し、パイロット2人が死亡した。ジョコ大統領は空軍に原因の究明を命令した。
現地メディアは、飛行中に制御を失い、きりもみ状態になって空軍基地近くの森に落ちる墜落機の映像を放送した。政府幹部は「パイロットは経験豊かだった」としている。
機体は韓国の航空機メーカー「韓国航空宇宙産業」(KAI)製造の超音速練習機T50系列。インドネシア空軍は同時に購入した同型機15機を再点検する。
報道によると、T50系列の墜落事故は3回目で、前の2件は2012年と13年に韓国で発生し、パイロット計3人が死亡している。
KAIは11年以降、T50系列計56機を、FA50戦闘機として調達を開始したフィリピンを含め、インドネシア、タイ、イラクの計4カ国に輸出している。
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