~Words~

心に宿る言葉たち

語り継がれゆくもの

2006-09-23 | essay


私は昨日からちょっと感動している。
・・・というかうれしいのである。
・・・というか舞い上がっているのである。

昨日の陽水ライヴと言い。。
そして今日の拓郎つま恋ライヴと言い。。

『これから?』って勘違いしてしまうほど現役でやっている姿が
言葉にできないほど感動してしまっているのである。

陽水は言った。

訳が分からず歌っていた20代の頃の歌詞が
今になってやっと理解できたと・・・

拓郎は言った。

30年前このつま恋でライヴをやっていた時は朝日が昇ることを
想って歌っていたとそして今は帰りの電車を気にして歌っていると・・

この人達を見て私は改めて思った。
若い頃は痛いくらい尖っていたほうがいいと・・・
丸くなっていく楽しみがある。心を揺らす楽しみがある。

 

『拓郎よ!陽水よ!団塊を引っ張って行ってくれ!7年問題なんてどこかへ飛ばしてしまってくれ!私達も後についていくから・・』
そんな想いがよぎるほどこの人達はまだまだだな。。
昨日、今日のライヴをみて、そう思った。

 

つま恋ライヴで中島みゆきが出てきて『永遠のうそをついてくれ』を拓郎と
一緒に歌ったのは印象的だった。

 『君よ永遠のうそをついてくれ 永遠に種明かしをしないでくれ』

それと最後に拓郎が深々とお辞儀をする姿が印象的だった。

 

もう、全て感謝の気持ちで生きている。それが痛いほど分かった。
でも、それを口にする事なく去っていく拓郎さん。。

凄い人だやっぱり!!

そんなライヴを見ながら私も思ったよ

言葉は必要だけど

本当に必要なのは言葉ではないと言う事・・・