誰にでもある、極々日常的な、プロローグから
始まり、オープニング曲とともに、バック映像に
切り替わるシーンが、
まるで、映画かドラマの始まりのようであり
斬新でいい裏切りかただった。
印象に残る部分を、はじめに持ってくるところや
回想する場面が独特の感覚で若者らしさを感じた。
多分誰にでも起こり得る可能性を秘めた現代病と
家族のあり方を描く「I am...」
主役、脇役ともに一人一人の持ち場、見せ場を
大事にしているのがよくわかる
大笑いから、大泣きまで、感情の筋トレを
楽しめる。見応え十分な作品であった。