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当ブログではすっかりおなじみで、管理人のわたくしより下手したら人気がある大親友の森川文人弁護士(笑)。
ロシアによるウクライナ侵略という歴史的な困難に直面して、いろいろ意見を交換しているのですが、彼の考え方はリベラルの私から見ても素晴らしいと思ったので、ぜひご紹介したく、彼にこのブログ用の記事を書きおろしてもらいました。
ロシアの戦争行為はもちろん許されないとしながらも、ロシアへの経済制裁にさえ反対する徹底してウクライナとロシアの民衆に寄り添う彼の立場をぜひお読みください。
ロシア軍兵士。
「民衆同士の立場から戦争に反対しよう!」
21世紀の戦争
今、テレビでもネットでも、様々な悲惨な状況を映す画像が流れています。ウクライナの都市の状況、ウクライナの人々の状況だと思われるニュース画像です。情報が加工され、また、一部を全部として伝えるなど、デジタルにより情報が溢れる21世紀の今、かえって何が本当かはわからなくなっていると思います。
それでも、今、ウクライナが戦場になっている、ということは間違いないのでしょう。
日々、勇しくなっていくマスメディアでの報道では、例えば新聞の一面の見出しは「ロシアの無差別攻撃 激化」、「反転攻勢強める ウクライナ軍」というような記事が打ち出されています(朝日3/24)。
ロシアとウクライナが戦っている、というように見えてきます。ウクライナのゼレンスキー大統領は「総動員令」に署名し、ウクライナの18歳から60歳までの男性は出国が禁止され、戦地に止まり、闘うことが余儀なくされているとのこと。愛国的なウクライナ人のコメントなども報道されます。
誰が殺し合いたいのか
しかし、それはウクライナの人々を代表する声でしょうか。ゼレンスキー大統領と皆、一丸となって戦うことを選んでいるでしょうか。
この間、ロシアでも、逮捕されるとわかっていても反戦デモに立ち上がる人々が何千人もいる、テレビ局で命がけで反戦を訴える人もいる・・・同じく、ウクライナでも「総動員令」にかかわらず、ウクライナ軍と共にロシア軍と戦いたくない、殺すのも、殺されるのもいやだ、ただただ戦争が終わって欲しい、と思っている人々も多くいると思います、いや大多数がそうでしょう。
ロシアとウクライナが戦っている、のか。ロシア政府のロシア軍とウクライナ政府のウクライナ軍が戦っている、のか。さらには、ロシア軍の兵士とウクライナ軍の兵士が戦っているのか。誰が、この戦争を心底望んでいるのか。
ロシア軍の兵士でも、ウクライナ軍の兵士でも本当は戦いたくない兵士、青年らが大多数だと思います。彼らも一人一人は、民衆であり、兵士という労働者にすぎません。
ロシアの19歳の兵士。
ナショナリズムがみえなくするもの
愛国心、ナショナリズムは、そのような一人一人の顔を見えなくし、国土、政府、国民、文化などをまとめてしまいます。他所から見ても、自分自身も、その中に包摂されてしまう「感情」です。ネット社会では、より大きくその感情が増幅している、しやすくなっているとも感じます。ナショナリズムは、今も有効な国家動員の「道具」です。
この感情から抜け出すことは困難ですが、そんな自分を俯瞰して見ることはできます。私たちなら、「私にとって日本ってなんだ?私は日本か?」というように。
私たちは戦争に加担したいのか。
世界各国、それぞれ、国軍が行っている戦争に、その国の国民(有権者)は皆、納得しているのでしょうか。投票システム=代議制民主主義としてはそうだよ、という答えかもしれませんが、実際は、そんなことはない、どこの国でも大多数の人々は戦争したくない、戦争反対だと思います、冷静になれば。
そうです、私たちも冷静に身の回りを見つめましょう。ここ数年、日本の自衛隊も米軍と一緒になり、中国に対する戦争の準備を沖縄・南西諸島にミサイル基地の配置、大規模な軍事演習を以下のように重ねています(自国の戦争準備については、ナショナリズムの影響によりマスメディアもあまり報道しませんが)。
2021年
9〜11月 陸上自衛隊大演習 10万人動員
11月19日〜30日 陸海空自衛隊 統合演習
12月4〜17日 陸自1400人、米海兵隊2650人
大規模合同演習「レゾリュート・ドラゴン21」
宮城県・青森県・北海道の演習場
*遠征前方基地作戦(EABO)南西諸島全体が「戦場化」を前提
2022年
2月9日 那覇軍港で米軍訓練
2021年5月に東富士演習場(静岡・御殿場)で行われた陸上自衛隊の実弾演習の様子。台湾有事に際して、米軍と自衛隊は「共同で対処」する合意に達したものと日米の専門家はみている。
これは私たちの意思でしょうか。私たちの民主主義的な選択としての戦争政策の履行でしょうか。日本で、本当に民主主義は機能しているのでしょうか。
そうではない、私たちは戦争したくない、そう考えている人が多いと思っています。そうであれば、まず、日本での戦争政策をやめさせるのが私たち日本に住む者の責任でしょう。
戦争準備をしている日本政府やアメリカ政府に戦争反対を任せたり、委ねたりすることは出来ません、信用できません。侵略すると明言して始まる戦争はなく、かならず自国民救出などの自衛の名で戦争は始まります。
しかし、軍隊は国民を利用しても、国民を守らない、というのが歴史の教訓です。そもそも、一人一人の民衆を守るためのパルチザン的な自己防衛ならともかく、国民を守るために自衛の「戦争」などということがあり得るのか、という原理的疑問もあります。
私たちが戦争反対のためにできること
各国政府・資本の思惑による経済制裁も戦争が始まっている以上、戦争政策の一環であり、経済制裁により、最初に困るのは、それぞれの国の人々、つまり私たちです。
私たちは、戦争したくない、戦争に巻き込まれ戦争に動員され、加害もしたくないし、被害にもあいたくない。そんな想いを今、現在、抱いているロシアとウクライナの人々と連帯して、戦争に反対という民衆の声をあげていきましょう。
2月24日、ロシア軍のウクライナ侵攻に反対するロシア第二の都市サンクトペテルブルクの市民たち。
世界中には、自国政府の戦争政策に反対する仲間がたくさんいる、ということをロシアやウクライナで苦しんでいる人々に伝えましょう。
その上で、この期を利用して、一気に改憲と戦争に突き進もうとしている日本政府を変える必要があります。戦争する政府を終わらせ、私たちの戦争をしないという意思を実現をするために。
いざ、「台湾有事」にかこつけて中国との戦争を始めた時に、今、ロシアの圧政に屈せず反戦デモを戦っているロシアの人々と同じような声をあげることができるでしょうか。
「デモや集会なんかで何も変えられないさ」、そんな声も聞こえますが、そうでしょうか。反戦に立ち上がるロシアの人々は世界中の民衆を励まし、ロシア政府も大衆の力を脅威に感じているからこそ、弾圧をしているのでしょう。戦争が始まれば、反戦行動は、反体制行動とみなされます。すでに、そうなってきつつある。
デモでも、集会でも、SNSでも、友人との会話でも構わない、戦争反対の声をどんどん発信し、表現し、これが民主主義の意思だ、ということを戦争政策をとる自国の政府に叩きつけましょう。
これが民衆としての反戦の国際連帯の行動だと思います。
参考記事 今回の森川弁護士の投稿は、村野瀬玲奈の秘書課広報室さんの以下の記事にあったツイートを彼に紹介したことから実現しました。
ウクライナとロシアの労働者には共通の利害があるということを明らかにし、プーチン政権からもゼレンスキー政権からも独立して行動する労働者に連帯を表明している。https://t.co/5MkpJuTt1t
— 三春充希(はる)⭐Mitsuki Miharu (@miraisyakai) March 19, 2022
プーチン政権からもゼレンスキー政権からも独立して行動するウクライナの労働者とロシアの労働者への、イギリスの労働組合からのメッセージ (メモ)
以上の画像とキャプションは私がつけたものです。
森川の文章を読みつつ、それに合う画像を探しながら、これまでロシア軍兵士の立場に立ってこのウクライナ戦争を見てこなかったし、いざ探そうとすると、そういうニュースや画像もほとんど見つからないことに気づきました。
せいぜい、ウクライナ政府が戦争遂行のためのプロパガンダとして「ウクライナ市民に責められて涙を流す若きロシア兵士」的なもの。
森川弁護士が指摘するように、ウクライナの18~60歳の男性が戦争の最初に総動員令が出され国外避難が許されていないのは、人類普遍の原理である基本的人権の尊重(この場合、自己決定権や移動・居住の自由)に真っ向から反するのは明らかです。
侵略されている側とはいえ、ウクライナ政府の手も血に汚れていると言えるでしょう。
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国支えたい でも逃げ出したい
【クラクフ(ポーランド南部)=笹子美奈子】ロシア軍の侵攻により「総動員」体制下にあるウクライナで、一般市民に軍への招集令状が届き始めている。一方、国外脱出を図る男性の拘束も相次いでおり、国との関わり方を巡ってウクライナ国内で分断が起きている。
「まさか自分の元に来るとは思っていなかった」。ITプログラマーのロマさん(35)は3月中旬、軍への招集令状を受け取った。妻イリーナさん(32)と生後3か月の息子の安全を考え、侵攻が始まる直前の2月中旬、首都キエフから西部リビウ近郊に移っていた。仮住まいのアパートに徴兵事務所の職員が訪れ、令状を直接手渡されたという。
軍への入隊は頭になかった。「たった2週間の訓練で戦闘術を学べるとは思えない。自分は実際の戦場では役に立たないだろう。サイバー攻撃などの情報戦で戦いたいと考えていた」と戸惑う。イリーナさんは「自分は国を愛しているし、国を支えたいと思っている」と語るが、招集により夫がそばにいなくなると思うと、逃げ出したいという気持ちが芽生えるようになった。
総動員令は、侵攻開始当日の2月24日に発令された。徴兵の対象は18~60歳の男性で、出国が禁じられた。侵攻後、ウクライナ国内では愛国主義的な風潮の高まりもあって入隊を志願する人も多く、招集される事例はまだ少ない。ただ、国外へ出る人の経由地となっているリビウなどの西部では、キエフや東部からの避難者を「非国民」だと敵視する住民も一部におり、避難者の居場所を徴兵事務所に通報するケースもあるという。
総動員令は家族の離散を強いている。ポーランド国境に向かう列車が発着するリビウ駅では、妻や子供、恋人と、見送る男性の別れの光景を目にすることが日常的になった。ポーランド側の避難所には、両手で子供の手を引き、重い荷物を背負ってたどり着く女性の姿が数多く見られる。
国外から戦闘へ
一方で、国外から戻る市民も多い。国境警備隊によると、露軍の侵攻以降、今月17日までに32万人以上が入国。その多くが男性だ。海外出張でウクライナを離れていたニコラ・チュブリンさん(25)は3月上旬、「子供が露軍の爆撃にさらされており、守らなければならない。国の独立もだ」と言い残し、ポーランド国境プシェミシルの駅から、キエフ行き列車に乗り込んだ。
ポーランドに逃れた大学生アリナ・ラウロバさん(19)は、古里に残る父が露軍と戦っている。母から毎日1回、父の近況を伝えるメールが届くのを待つ日々だ。「総動員は正しい。こんな状況なんだから」。複雑な表情で話した。
スヴェトラーナ・ゴルブの電話は2月24日以来、鳴り止まない。ロシア中からかかってくる電話の向こう側にいるのは、ロシアの血なまぐさい戦争でウクライナに派兵されている息子や兄弟や夫の安否を知ろうと必死の家族たち。その声から涙ぐんでいることがわかる。
ゴルブは熱くなったスマートフォンを指して言う。
「もうたいへん。ものすごい数の電話があります。まさに涙の海です」
ゴルブは「兵士の母親委員会」の代表を務めている。ロシア兵士の権利擁護を訴えてきたNGOだが、いまや兵士の安否を心配する親族にとって頼みの窓口になっている。
「ほら、言ったでしょ」とゴルブは肩をすくめ、話の途中でかかってきた電話に出た。事務局はモスクワ北東部の住宅街にある。
「これがずっと続いています。大忙しです。ひっきりなしに来客があり、要望を受けます。家族の利害を法廷で代弁し、懸念を当局に持っていきます」
兵士の家族は何も知らされていない
ウクライナに派遣されているロシア兵士の家族は、愛する者たちが今回の戦争にどう関わっているのかをほとんど何も知らされていない。
「家族はまったくどうしていいかわからないままです。特殊作戦が始まろうなどとは思ってもいなかったのです」とゴルブは言う。
ロシア:「戦争に反対する社会主義者」連合のマニフェスト
以下は、LEFTEASTに掲載されたロシアの戦争に反対する社会主義者連合の宣言です。英語からの重訳なので、訳文の後ろにロシア語原文を掲載しておきます。(小倉利丸)
2022年3月17日
LeftEast編集部注:ロシアの非公式グループ「戦争に反対する社会主義者」のマニフェストの原文(以下も同様)を英語版で転載します。
この勢力は、平和と安定の約束を基盤にしつつも、結局は国を戦争と経済的破局に導いた。
歴史上の他の戦争と同様、現在の戦争も皆を賛成派と反対派に二分している。クレムリンのプロパガンダは、国民全体が権力の周りに結集したと私たちに信じ込ませようとしている。そして、惨めな祖先、親欧米のリベラル派と外敵の傭兵が平和のために戦っている。まったくもって、どうしようもない嘘だ。
今回、クレムリンの長老たちは少数派であった。ほとんどのロシア人は、ロシア当局をまだ信頼している人々の間でさえ、民族紛争的な戦争を望んでいない。彼らは、プロパガンダによって描かれた世界が崩壊するのを見ないように、目をつぶっている。彼らは、今起きていることは戦争ではなく、とりわけ攻撃的なものでもなく、ウクライナの人々を「解放」するための「特別作戦」であると、まだ願っているのである。残酷な爆撃や都市への砲撃の悲惨な映像は、すぐにこれらの神話を破壊するだろう。そして、プーチンの最も忠実な有権者たちでさえ、「こんな不当な戦争に同意した覚えはない!」と言うだろう。
しかし、すでに今、全国で数千万人の人々が、プーチン政権のやっていることに恐怖と嫌悪感を抱いている。こうした人々は、さまざまな信条を持った人たちだ。そのほとんどは、プロパガンダが主張するようなリベラル派ではまったくない。その中には、左翼、社会主義者、共産主義者がたくさんいる。そしてもちろん、これらの人々、つまりわが国民の大多数は、わが母国に対する誠実な愛国者である。
私たちは、この戦争に反対する人々は偽善者であると嘘を言われてきた。彼らは戦争に反対しているのではなく、西側諸国を支持しているだけなのだと。それは嘘だ。私たちは、米国とその帝国主義政策の支持者であったことは一度もない。ウクライナ軍がドネツクやルガンスクを砲撃したとき、私たちは黙っていなかった。プーチンとその仲間たちの命令でハリコフ、キエフ、オデッサが空爆されているいまも、黙ってはいない。
戦争に反対して闘う理由はたくさんある。社会正義、平等、自由を支持する私たちにとって、そのうちのいくつかは特に重要である。
- 不公平な、征服のための戦争である。ロシア国家にとって、兵士を殺し殺さなければならないような脅威は存在しなかったし、現在も存在しない。今日、彼らは「誰も解放しない」のだ。人民の運動を支援することもない。ただ、ロシアに対する権力を永遠に維持することを夢見る一握りの億万長者の命令で、正規軍がウクライナの平和な都市を破壊しているに過ぎない。
- この戦争は、我々の民衆に数え切れないほどの災いをもたらす。ウクライナ人もロシア人も、そのために血の犠牲を払っている。しかし、遠く離れた後方でも、貧困、インフレ、失業はすべての人に影響を与えている。そのツケは、オリガルヒや役人ではなく、貧しい教師、労働者、年金生活者、失業者が払うことになる。私たちの多くは、子どもたちに食べさせるものがなくなるだろう。
- この戦争によって、ウクライナは廃墟と化し、ロシアは一つの大きな監獄と化すだろう。反対派のメディアはすでに閉鎖されている。ビラや無害なピケ、ソーシャルネットワークへの投稿であってさえ、人々は刑務所に入れられる。まもなくロシア人は、刑務所か軍隊の登録・入隊所のどちらかを選ぶしかなくなるだろう。戦争は、生きている世代がまだ見たことのない独裁政治をもたらす。
- この戦争は、わが国に対するあらゆるリスクと脅威を著しく増大させる。一週間前にはロシアに同調していたウクライナ人でさえ、今では我が軍と戦うために民兵に入隊しているのだ。プーチンは、その侵略によって、ウクライナのナショナリストの犯罪や、アメリカやNATOのタカ派の陰謀をすべて無効にしてしまった。プーチンは、新たなミサイルや軍事基地が国境の周囲にほぼ確実に出現することを彼らに許してしまった。
- 最後に、平和のための闘いは、すべてのロシア人の愛国的義務である。私たちは、歴史上最も恐ろしい戦争の記憶の保持者であるからだけではない。しかし、この戦争はロシアの完全性と存在そのものを脅かしているからでもある。
プーチンは、自分の運命をわが国の運命と緊密に結びつけようとしている。もし彼の思い通りになれば、彼の敗北は必然であり、国家全体の敗北となるだろう。そして、戦後のドイツのような運命が本当に待っていることになる。占領、領土分割、集団的罪悪感のカルト化である。
これらの災厄を防ぐ方法はただ一つである。戦争は、私たち自身によって、つまりロシアの男性と女性によって止められなければならない。この国は私たちのものであり、宮殿やヨットを持つ一握りの狂気の老人たちのものではない。取り戻すときが来たのだ。我々の敵は、キエフやオデッサではなく、モスクワにいる。彼らをそこから追い出す時が来たのだ。戦争はロシアではない。戦争はプーチンとその政権である。したがって、我々、ロシアの社会主義者、共産主義者は、この犯罪的な戦争に反対している。ロシアを救うために、プーチンを止めたいのだ。
介入するな!
独裁は許さない!
貧困はいらない!
下訳にDeepLを用いました。
Манифест коалиции «Социалисты против войны»
March 03, 2022
Эта власть держалась на обещаниях мира и стабильности, а в итоге привела страну к войне и экономической катастрофе.
Как и любая другая война в истории, нынешняя делит всех на две партии: за и против. Кремлевская пропаганда пытается убедить нас, что вся нация сплотилась вокруг власти. А за мир борются жалкие отщепенцы, прозападные либералы и наемники внешнего врага. Это полностью несостоятельная ложь. На этот раз кремлевские старцы оказались в меньшинстве. Братоубийственной войны не хочет большинство россиян, даже среди тех, кто все еще доверяет российской власти. Они изо всех сил закрывают глаза, чтобы не видеть, как разваливается мир, нарисованный пропагандистами. Они еще надеются, что происходящее не война, тем более не агрессивная, а «специальная операция», призванная «освободить» украинский народ. Страшные кадры жестоких бомбежек и обстрелов городов скоро уничтожат эти мифы. И тогда даже самые верные избиратели Путина скажут: мы не давали вам согласия на эту несправедливую войну!
Но уже сейчас по всей стране десятки миллионов людей испытывают ужас и отвращение от того, что делает путинская администрация. Это люди разных убеждений. Большинство из них вовсе никакие не либералы, как утверждают пропагандисты. Среди них очень много людей левых, социалистических или коммунистических взглядов. И разумеется, эти люди – большинство нашего народа – искренние патриоты нашей Родины.
Нам врут, что противники этой войны – лицемеры. Что они выступают не против войны, а лишь в поддержку Запада. Это – ложь. Мы никогда не были сторонниками США и их империалистической политики. Когда украинские войска обстреливали Донецк и Луганск, мы – не молчали. Не будем молчать и сейчас, когда Харьков, Киев и Одессу бомбят по приказу Путина и его камарильи.
Существует очень много причин бороться против войны. Для нас, сторонников социальной справедливости, равенства и свободы, несколько из них особенно важны.
– Это несправедливая, захватническая война. Не существовало и не существует такой угрозы российскому государству, ради которой нужно было отправлять наших солдат убивать и умирать. Сегодня они никого не «освобождают». Не помогают никакому народному движению. Просто регулярная армия разносит в щепки мирные украинские города по приказу горстки миллиардеров, мечтающих сохранить свою власть над Россией навеки.
– Эта война ведет к неисчислимым бедствиям для наших народов. И украинцы, и русские дорого платят за нее своей кровью. Но даже далеко в тылу нищета, инфляция, безработица коснется каждого. Платить по счетам будут не олигархи и чиновники, а нищие учителя, рабочие, пенсионеры и безработные. Многим из нас будет нечем кормить детей.
– Эта война превратит Украину в руины, а Россию в одну большую тюрьму. Оппозиционные СМИ уже закрыты. За листовки, безобидные пикеты, даже за посты в социальных сетях людей бросают за решетку. Скоро у россиян останется только один выбор: между тюрьмой и военкоматом. Война несет с собой такую диктатуру, которой живущие поколения еще не видели.
– Эта война в разы увеличивает все риски и угрозы для нашей страны. Даже те украинцы, которые еще неделю назад симпатизировали России, теперь записываются в ополчение, чтобы сражаться с нашими войсками. Своей агрессией Путин обнулил все преступления украинских националистов, все интриги американских и натовских ястребов. Путин дал им в руки такие аргументы, что по периметру наших границ почти наверняка появятся новые ракеты и военные базы.
– Наконец, борьба за мир – это патриотический долг каждого россиянина. Не только потому, что мы – хранители памяти о самой страшной войне в истории. Но и потому, что эта война угрожает целостности и самому существованию России.
Путин пытается намертво связать свою собственную судьбу с судьбой нашей страны. Если ему это удастся, то его неизбежное поражение станет поражением всей нации. И тогда нас действительно может ждать судьба послевоенной Германии: оккупация, территориальный раздел, культ коллективной вины.
Есть только один способ предотвратить эти катастрофы. Войну должны прекратить мы сами – мужчины и женщины России. Эта страна принадлежит нам, а не горстке обезумевших стариков с дворцами и яхтами. Пора вернуть ее себе. Наши враги не в Киеве и Одессе, а в Москве. Пора выгнать их оттуда. Война – это не Россия. Война – это Путин и его режим. Поэтому мы, российские социалисты и коммунисты против этой преступной войны. Мы хотим остановить ее, чтобы спасти Россию.
Нет интервенции!
Нет диктатуре!
Нет нищете!
Коалиция «Социалисты против войны»
2022年3月16日
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さらに付け加えるなら、自民党や維新の人たちや支持者でさえも戦争で死にたくはないという事実も重要です。こちらの記事でメモしておきました。↓
自民党や維新の支持層が「自国のために命を賭けて戦いたくない」と考えているのはとても恥ずかしい二枚舌。 #自民 #維新
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-8429.html
(URLの欄にも入れました)
そんな彼らが恥ずかしげもなく一般国民に対して「国を守るために戦え」と言ったらそれにしっかり釘を刺す必要があります。「国を守るためにあんたらがまともな政治や外交をしなさい」と。
ロシアとウクライナの戦争で、核兵器の使用の危機が迫っていると言われているのに、撤回していないのです。
「核兵器は持つだけで使わない」は幻想なのです。
「核兵器の共有」は、維持・管理の財政的負担だけでなく、先制攻撃の口実・標的になります。
日本に先制攻撃を仕掛ける国は、核兵器を持つ必要はありません。日本中にある原子力発電所の何れかに通常兵器を命中させれば、核ミサイル攻撃以上の被害をもたらすことになるのですから。
国防上の大きな弱点、原発を多数存在させながら、先制攻撃の口実を自ら与えるという、およそ国防のイロハが判らない集団、それが日本維新の会なのです。
人の死を何とも思っていないからこそできる、この大まぬけの言動。新型コロナウイルスによる死者を日本一、ダントツで多く出しても、平然としている維新の松井代表、吉村副代表は、その維新らしさを十分に出しています。
彼らは、戦争は人を殺すことだという認識を持っていないのでしょう。彼らにとって、維新にとって、戦争は「千載一遇のビジネスチャンス」なのでしょう。戦争を煽れば、兵器が多数消費されます。兵器産業が潤えば、その時は「維新が鞴(ふいご)役を十分果たしたから」と売り込み、銭をせびりに行くのでしょうね。