意外な選択。

　今後の政局は意外に愛知がカギになるかもなあ。

国民・大塚耕平氏、名古屋市長選に出馬表明　無所属で

　これで河村が出て来ると結局河村が勝つんじゃなかろうか。例のリコール騒動以降、河村たかしには失望しているのだがそれでも相手が大塚耕平となると河村たかしの方が有利だろう。というのも大塚の場合、財政問題に関しては河村と真逆の選択をする可能性が高く、河村市政で良くも悪くも減税に成功しているのに対して大塚が市長になった場合、今まで減税してきた分をまた増税しかねないとなれば河村の方を選ぶ有権者の方が多いんじゃなかろうか。それでも河村と互角に戦うのであれば県知事と何とか共闘できれば少しは票を上積みできるかもしれないが、それでもたかが知れている。とはいえ良くも悪くも次の選挙戦で名古屋では政策論争ができるというのは大きい。他の地域ではそれができていないのだから。とはいえ結果は見えているけど。

思い上がりだ。

　取材もしないで何を言う？

池上彰「新聞離れ」アメリカの地方紙廃刊が招いた恐ろしい事態とは？記者がいるから権力者の不正に歯止めがかかる

　大新聞があっても日本では安倍晋三がやりたい放題やっていたのに権力者の不正に歯止めをかける事が記者にできるというのであれば思い上がりも甚だしい。既に安倍晋三という政治家がやりたい放題やった挙句に奈良で野垂死ぬまで誰も止められなかったし、誰も止められなかったからあんな事件が起きたんじゃないのか？統一教会の件でもメディアは何処まで仕事をしたのか？まだあの組織は残っているじゃないか？結局新聞社が危機に瀕しているとしたら記者の思い上がりと歪んだエリート意識、それといい加減な取材活動の結果であってその事実に向き合わずに民衆が新聞を読まない事に責任を押し付けて自分達の取材姿勢の在り方が今のままでいいのか真剣に向き合わないから読者が減るんじゃないのか？メディアは読者を脅すよりも受け入れられるためにどれだけ仕事をしているのかはっきりさせるべきだ。

 

一体何だったのか？

　結局１日で終わってしまった。

モスクワ目前でワグネル“進軍停止”　急展開の背景に何が？

　結局モスクワを守る治安部隊がワグネルに寝返らなかったから諦めたのだろう。要はプリゴジンもやるのなら無血開城であって内戦になると手が付けられなくなるから思いとどまったという事なのだろうが情けない話である。もっとも次の選挙でプーチンが勝てる可能性が減ったのを考えるとプーチンはプリゴジンに大統領を譲って引退するつもりでいるんじゃなかろうか。もっともロシア軍がそれを許すとは思えないし今回の騒動でロシア軍の政府に対する影響力が増した事でプーチンではロシア軍の行動に歯止めがかけられなくなるんじゃなかろうか。そうなるとロシアは誰が何のためにウクライナと戦争しているのか誰も判らなくなると思う。いや、既にそうなっているのだが更に深刻になるだろう。そうなるとこの戦争をどう終わらせるのか？さらに難しくなるんじゃないかねえ。

金の問題か？

　もっと深刻な問題があるだろうに。

自民・茂木幹事長「何もしないで国民の生命財産守れない」防衛費増の必要性強調

　自衛官の卵が自衛官を殺す国で防衛費だけ増やせば安全だと思っているんだろうか？はっきりいって自衛隊そのものが相当劣化していて武器だけいいものを揃えれば勝てるという発想は時代遅れであって現にロシアは武器こそ新しい兵器をいくつも揃えたが肝心の兵隊は寄せ集めでウクライナへの侵攻も最初こそ良かったものの、その後は振るわずウクライナの反攻を許す事態になっているわけで、そのウクライナで一番活躍していたのが武器の供給を減らされたワグネルだったという事実。大体、この間の自衛隊候補生による事件も「如何に教官の質が下がっているか」を象徴する事件で自衛隊の教官は昔は教育隊で一番最初の日にどの候補生が問題児なのか、その日のうちに目星をつけておいて、まあ色々と体罰があったりするらしいが、そういう見抜く能力が落ちていなければあの事件は無かったんじゃないか。組織そのものを改革しない限り防衛費だけ増額しても無駄なんだが、統一教会の件でも名ばかりの「点検」で済ませようとするのが自民党だからなあ。国防も名前だけなんだろうなあ。