日本には既に「サグラダファミリア」と揶揄されているものがある。もう一つ増えそうだが。
みずほ銀行のATMの統合は何度もトラブルを起こしていてシステム統合が上手く行かない事から「日本のサグラダファミリア」と揶揄される事が少なくないが、マイナンバー制度もみずほ銀行のシステム統合に負けず劣らず第二の「日本のサグラダファミリア」になりそうである。いや、既になっているといっても過言では無い。どちらにも共通して言える事は「富士通」が絡んでいるという事であろうか。本質的な問題としてシステムに関わった企業の責任以上に、システムを企画した側の無能振りが混乱に拍車をかけているというのもあるわけで、今回のマイナンバーの問題についていえば担当大臣の無責任ぶりがその原因の大きなウエイトを占めているだろう。今やこのシステムのゴタゴタ振りは「令和のインパール作戦」である。止めた方が安上がりなのになあ。