猿田日記

レッド・ハッピネスの猿田大先生の日記

電気事業者の言ってる原発事故確率欺瞞の巻

2012-07-04 17:53:08 | 報道/ニュース

「百万~一千万年に一回しか起きない-。原発で重大事故が起きる可能性をめぐり、電力会社が国などに示してきた確率は、現実的な民間損保会社のリスク判断と比べると、数百~数千分の一と大幅に甘く見積もられてきたことが分かった。再起動に踏み切った関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)も例外ではなく、関電は七百七十万年に一回と強調している。

 本紙は、電力会社が原発で重大事故が起きた場合に備えてかけている民間損害賠償責任保険(責任保険)の二〇一一年の年間保険料のデータを、国への情報公開請求で入手。その分析から、電力会社のいう確率がいかに空虚かが浮かんだ。

 年間保険料は、保険金額(支払上限額)に事故が起きる確率をかけたもの(損保会社の利益などは除く)。逆に、上限額を年間保険料で割れば、何年に一回の事故確率とみなしているかが分かる。

 入手した資料によると、原発一基あたりの年間保険料は平均約五千七百万円と判明し、上限額は千二百億円。このことから、重大事故の発生確率は約二千百年に一回とみなしていることが分かる。

 東京電力福島第一原発事故前の国内には五十四基の原発があり、日本全体では三十九年に一回の確率で重大事故が起きるとみられていたことにもなる。

 一方、電力会社は、非常用電源や非常用冷却装置などの機器が同時に故障する確率で事故の発生率を算出。国が十年ごとに実施している原発の安全性チェックの場などに報告している。一見正しいようだが、多くの機器をからめるほど、確率はぐんと低くなるからくり。その結果、一千万年に一回などと、人類の祖先誕生から現在までよりはるかに長い期間に一回、という数字を持ち出している。

 もし、こんな確率が正しいとすれば、たった一万二千円の年間保険料で、千二百億円もの保険金額を引き受けることになる。

 責任保険を引き受ける「日本原子力保険プール」は民間損保会社の集まり。しかも、リスク分散のため、保険金額の一部は海外の損保に引き受けてもらっている。正当な事故確率でないと、保険そのものが成立しない。

 電力会社は、二千百年に一回の事故発生確率を受け入れ、責任保険に加入している。自らが強調する確率がいかに現実離れしているかは分かっているはずだ。

■損保会社は現実的

 朴勝俊・関西学院大准教授(環境経済学)の話 電力会社が示す事故確率は想定内の事故について計算したにすぎない。一方、損保会社は想定外のものも含め、事故のリスクをみているといえる。現実の事故は、想定したシナリオ通りに起きるものだけではないことは、福島第一原発事故を見れば明らかだ。

(東京新聞)」

今更乍ですが、此の様に都合の良いデータで確率を言い張っていると相成りますです。其れにして

も何時も乍ですが、電事連等が言っている事等あれして思い込んでいると此れ又大変な事となりま

すから確実にあれが必要です。まあ、破砕帯や活断層にしても仕組みは同じなんで此れ等につい

ても勿論あれが必要ですと言うより有り過ぎて兎にも角にも困ったもんだですが、困ったもんだで済

めば良いけど残念乍そうはなりませんから位にしときますです。

 

今日は歯科医院の定期検診となっておりますです。今から行かんといかん事となっておりますで

す。そんな訳で買い物が殊の外遅くなりそうです。まあ、今回も歯ブラシを買って来ましょうとしとき

ますです。

 

今日は此処まで

次回を待て

 

P.S.

此の前買った茶漉しは素材がPPとなってたので普通のにしときますです。

 

 

コメント
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