猿田日記

レッド・ハッピネスの猿田大先生の日記

政府の原発事故調査・検証委員会が最終報告書で地震の影響には否定的見解の巻

2012-07-23 18:45:19 | 報道/ニュース
「 東京電力福島第一原発事故で、政府の事故調査・検証委員会(委員長・畑村洋太郎東大名誉教授)は二十三日、最終報告書をとりまとめた。事故の直接的な要因は津波との認識を示し、国会事故調が指摘した地震の影響には否定的な見方を示した。津波をはじめとした原発内の安全対策、周辺地域の防災対策とも不十分で、「東京電力も国も安全神話にとらわれ、危機を身近で起こりうる現実のものと捉えられなくなっていた」と指摘した。

 これで国会、民間、東電の各事故調と合わせ、主要な四事故調の報告書は出そろったが、事故原因の断定には至らなかった。政府事故調は、原発内は高い放射線量のため調査できないことを理由に挙げ、国や東電などは調査・検証を継続すべきだとした。

 政府事故調の報告書は四百四十八ページ。昨年十二月の中間報告以降に判明した事実を盛り込んだ。

 東電の現場対応については、中間報告でも注水操作の不手際を指摘していたが、最終報告では、冷温停止に成功した福島第二原発の対応と比べることで福島第一の問題を際立たせた。

 福島第一3号機では代わりの注水手段を確保しないまま冷却装置を止め、2号機では原子炉内の圧力や温度の監視を怠った結果、原子炉の冷却が中断した点を問題視。一方の福島第二では、常に炉のデータを監視して対応し、間断なく冷却できたとし、「外部電源の有無など違いはあるにせよ、(福島第一での対応は)適切さを欠いた」と結論づけた。

 地震の影響に関しては、非常用冷却装置の一部に損傷があったかどうかが問題となり、新たに原子力安全基盤機構(JNES)に解析を依頼した。

 その結果から、津波に襲われる前の段階では「少なくとも圧力容器の閉じ込め機能を損なう損傷はなかったと考えるのが自然」とした。

 また大津波に襲われる危険性を認識しながら東電が対応を放置した点に触れ、「今回のような広域に甚大な被害をもたらす事故・災害は、発生確率にかかわらず対策を立てるという新たな防災思想が必要」と指摘。「『想定外』の大地震・大津波だから仕方がないと済ますことはできるだろうか」と行政や東電の姿勢を批判した。(東京新聞)」

政府の事故調最終報告は何だかかんだと書かれてますが、私からすれば、地震に関して原発本体は問題がなかった事と結論付けただけに過ぎにません。其れが証拠に此の事故調は津波が原因と言っている訳ですから。此のカラクリは何を意味するからは、考えれば判る事でこれ以上はあれですが、地震の影響に関して依頼した機関がご存知経産省所管原子力安全基盤機構で去年の11月位に原発の安全検査について検査内容を事業者に事前に作らせて挙句其れに基づいて検査実施をしてた所ですから、其の様な所が調べても結果はとなりますです。其の他も言い出だせばわんさかとですが、要は此の最終報告書は全く持って頓珍漢な代物となりました。が、こうして貰わんと都合が悪い層も当然おりますが位にしときますです。官邸介入やら東電の対応でお茶を濁された日には目も当てられんわです。


「東京電力福島第一原発事故による霞ケ浦や流入河川の放射性物質の汚染状況を調べている茨城県の市民団体「いのちの水・霞ケ浦を守る市民ネットワーク」は二十二日、土浦市民会館で報告会を開き、市民約百三十人に調査結果を説明した。

 調査は四月下旬~六月下旬、備前川(土浦市)、新川(同)、小野川(つくば、牛久、稲敷市)、清明川(阿見町、美浦村)の計約六十地点で実施。川岸や河川中央付近の川底の泥を採取し、放射性セシウム濃度(一キログラム当たり)を一緒に活動している常総生活協同組合の機器で測定した。

 最も高かったのは、小野川の岡田橋(牛久市)の川岸で一万三二〇〇ベクレル。次いで新川の天王橋(土浦市)の川岸で一万一五〇〇ベクレル、備前川の岩田橋(土浦市)の川岸で九九八〇ベクレルが検出された。

 市民ネットワークの飯島博代表は「市民と行政、研究機関が協力し、(汚染状況を)さらに詳しく調べて対策を講じる必要がある」と訴えた。調査結果はNPO法人「アサザ基金」のホームページにも掲載されている。(東京新聞)」


上記の様な状況もどう捉えるかは其々ですが、私としては、国等も知ってか知らずかはあれですが、無責任に再稼働も推し進めておりますし、其れに伴う戯言プロパガンダを流布して、今迄もそうでしたが、今後もとなっており、何処其処まで蔑にされなければいかんのかと考えております。今迄も現在も高い電気料金も払わされた挙句にですから。向いている方向が私達じゃない事もありますが、長きに亘此の状況が構築されて来ているのであれですが、本当に既得権益等で物事を考える輩はしぶといんで困ったもんですと泣き言を言っときますが、端折るなら問題は小選挙区だとしときます。



今日はタイミングが悪くて広告代理店への電話等の手順前後から始まり現在に至っております。其れにしても純粋な紙媒体の惨憺たる発行部数減は今には始まった訳ではないですが、本当に困りものです。そんな訳で媒体選びも大変だとしときますです。

 

銀行に行った序にパプリカを買ってきました。久々にオランダ産だった。買ったは良いが何に活用しようかなですが、色鮮やか1点で買って又失敗をしてしまいました。


今日は此処まで

次回を待て


P.S.

天気が良くて洗濯には本当に良好だった。






コメント
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