猿田日記

レッド・ハッピネスの猿田大先生の日記

原発推進派だけで昨年11月に開いた秘密勉強会での電事連原子力部長の「再処理は原発稼働有りき」発言の巻

2012-09-05 23:52:42 | 報道/ニュース
「原子力委員会が原発推進側を集め昨年十一月に開いた秘密勉強会の場で、電力各社でつくる電気事業連合会(電事連)の幹部が、使用済み核燃料の再処理事業は、原発に使用済み核燃料がたまって稼働できなくなるのを防ぐため、と明言していた。国も電力会社も、再処理はウラン資源を節約し、エネルギー面の安全保障のためだと再三強調してきたが、虚偽の説明だったことになる。

 発言者は電事連の原子力部長。内閣府の検証チームが集めた議事資料などによると、昨年十一月二十四日の会合で、原子力委の鈴木達治郎委員長代理が「電力会社としては、コストが高くても再処理する理由があるのか。とりあえずは(使用済み核燃料を)処理できるということがメリットか」と部長に質問した。

 これに対し、部長は「その通り」と即答し、「再処理路線でなければ、使用済み核燃料の受け入れ先がなくなり、原発が止まってしまうことになる」と述べた。

 本紙の調査で、国内約六割の原発では、稼働させれば数年内に使用済み核燃料プールが満杯になる。核燃料が交換できなくなり、それ以上は稼働できず、行き詰まった状態になると判明している。

 鈴木氏の質問は、電力各社にとって再処理を続けるメリットは、プールにたまった使用済み核燃料を減らし、原発を維持することかどうかをただす趣旨。部長の答えは、まさに電力会社の本音を語ったものだ。

 ただし、日本の原子力政策の建前は、再処理で出たプルトニウムを使い、混合酸化物燃料(MOX燃料)にしてプルサーマル発電で再利用。それが「資源小国の日本にとってウラン資源の節約につながる」ということだ。その建前で十兆円もの巨費を投じてきたが、再利用の輪は完成しておらず、MOX燃料の利用計画も立てられなくなっている。

 政府・与党は近く、将来の原発比率をどうするか結論を出す見通しだが、再処理を含め原発を維持しようとする動きは根強い。政府からは、原発ゼロにした場合、光熱費がアップするなど否定的な側面だけを宣伝する動きも強まっている。

 だが、これまでの再処理の建前はうそで、原発を運転し続けるための方便ということがはっきりしたことで、再処理事業の存続意義はますます揺らぐことになりそうだ。

 電事連は「(秘密勉強会の)出席者や発言者の確認をしていない」として、検証チームへの資料提出を拒否している。(東京新聞朝刊) 」


電事連の部長も此の様な原子力委員会の推進派だけの所で言うのではなく、疚しい事がなければ、常日頃から堂々と言わんといけません。まあ、呆れ返る発言ですが、何がウラン節約だと相成りますです。毎度ですが、原発如き効率最悪の代物に拘り過ぎている事業者もそうですが、其れを取り巻くムラの存在も毎度の事乍困ったもんだ位にしときますです。


今日は天然水を買いましたが、私的にはまあ、其れなりに本数を確保したんで暫くは買わんでよいかなと相成りましたが、ポリエチレンか素材は何か知らんが買い物袋には余り沢山の本数は入れんのが良いかなと言う所でした。今日なんかは2本以上入れたんで取っ手というか持つ所が破けてしまいました。足に落下してたら其れは痛い状態になる所でしたから。そんな訳でクリーニングは水洗いで出して来ました。


今日は此処まで

次回を待て


P.S.

老子も面白いけど解釈も様々有りの更に面白いと取り敢えずはしときますです。
コメント (2)
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