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REHA planning(リハビリ訪問看護ステーション東大阪)での日々の業務や、勉強会等の様子をお伝えしていきます。

女性高齢者の腰椎後弯と転倒との関連

2014-01-22 | 勉強会関連

こんにちは  理学療法士の丹野です

風邪が冷たいです みなさま、体調崩されていませんでしょうか

今日は女性高齢者の腰椎前弯と転倒の関連についての論文を読みましたので、ご紹介したいと思います

結論から申しますと、腰椎前弯が減少する(腰が曲がること)と、転倒しやすくなるとのことです

そして、胸椎後弯が増大する(猫背になること)こととは、相関はないそうです

女性は、出産や閉経などで骨粗鬆症が発症しやすく、骨がもろくなりやすいです

それは、背骨も例外ではありません

そのもろくなった状態で、しりもち転倒したり、重いものを持ち続けたりすると、背骨が圧迫され、つぶされていって

しまいます 圧迫骨折といいます

プラス加齢による筋力低下で、重力に対して背骨を垂直に支えきれなくなり、背骨のカーブが強くなってしまいます

胸椎は正常でも後弯していますが、腰椎は正常では前弯(反っている)しているため、前弯ではなく後弯に近くなると、

重心も一緒に後方へ移動してしまいます

それでもなんとか踏ん張るために、膝を曲げて対応しようとします

その状態で歩いて移動しているため、バランスを取るのが難しくなっていると考えられます

そうならないために、、、

①座ったり歩いたりするときはなるべく姿勢を正す

②時々鏡などで客観的に自分の姿勢を見る

③体幹の筋肉を協調的に鍛える→背筋だけではいけません。腹筋と背筋両方の活動が必要です。

以上のようなことが必要だと思います

普段から意識することが難しいですが、

今、個人的に購入を考えているもの『cuviladyhttp://cuvilady.jp/?xadid=100001』もいいと思っています