地域のために、利用者さまのために

REHA planning(リハビリ訪問看護ステーション東大阪)での日々の業務や、勉強会等の様子をお伝えしていきます。

長坐位いす

2015-10-15 | 自主練習、姿勢調整

朝晩、冷え込んできましたね

理学療法士の丹野です

長坐位いすを作製しました

投げ出し座りの姿勢を取りやすくするためのいすです

長い板をコーナンで購入し、体に合わせてカットし、ボンド付けした状態です

週刊少年ジャンプ達に囲まれて、型崩れすることなく固まっていっています

  

ネジを打ち込み、固定しました

クッション(パネルマット)をカットして、張り付けて完成

姿勢筋緊張の動揺がある利用者です

足をあぐら状態で安定させ、さらに体幹の右側が安定(セラピストの右腕)すれば、両手を支持として使用でき、

わずかに姿勢を保持できています

その介助をいすの力でサポートしようというわけです

足を大きく覆うベルトと胸ベルトを追加しました

姿勢を保持できています

右手を支持として使用しながら、左手でバケツ内の積み木をつかみ出すことができるようになりました

セラピストの介入をモノで代用し、いい姿勢を保持しながら、抹消部の巧緻性を促していく

そこを狙っています

本人も楽しそうでした

今回の写真掲載に関しては、顔出しも含めて了承を得ています