こんにちは。作業療法士の加藤です。
以前、肘置台を作製させてもらった、利用者さんの車椅子に調整を追加しましたところ、操作性が向上したので紹介したいと思います。
先細りになっている操作レバーに対して サランラップの芯をかぶせました
握り方自体が変わったというわけではありませんが、サランラップの芯をかぶせた方が、こぶしをきれいな形にまとめて握ることができるようになっているのが、わかっていただけるかと思います。
フィットするように手のひらや手指を、物に沿わすのは、かなり微細な運動コントロールが必要になります。今回の利用者さんにとっては、先細りのレバーをきれいに持つのは、少し難しく、手指に過剰な力みが、ずっと続いてしまっている状態でした。
形状的には少しの差ですが、サランラップの芯をかぶせることで、手指の過剰な力みが軽減し、きれいに握れるようになり、車椅子の操作性も向上しました
以前は、バックでエレベーターに入る際に、斜めになっていまい、ぶつかっていたのが、最近はまっすぐ入れるようになっています
いい感じです
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