地域のために、利用者さまのために

REHA planning(リハビリ訪問看護ステーション東大阪)での日々の業務や、勉強会等の様子をお伝えしていきます。

車椅子の肘置き

2012-11-14 | 自主練習、姿勢調整

 こんにちは。  理学療法士の丹野です。

 前回にも車椅子の肘置きを作製した話がありましたが、私も作製、調整したので、そのことについて報告させていただこうと思います。

 利用者さまは電動車椅子に乗って移動されていたのですが、肘置きが小さいために不安定で、力を入れて操作されていました。それにより、肩と首の筋肉痛にもつながりやすく、手の末梢部にも過剰に力が入り、長時間の車椅子乗車をも困難にしていました。

 そこで、

       

 大きめの板を乗せることで肘置きの横幅を拡げ、マジックテープで固定しました。

 それにより、肩の挙上、首の過緊張が軽減され(写ってませんが、、、)、手の末梢部の過緊張も軽減されました。長時間車椅子乗車後の筋肉痛も緩和されています。

 ただ、ぶつけると破損しやすい、しっかり固定しないとグラグラして不安定などの問題は残存してしまっています。

 なにぶん手作りなので耐久性に問題があったり、継ぎはぎだらけになってしまっています、、、。

 でも安価(コーナンさんの板・バスマット、セリアさんのマジックテープetc)で、微調整もきき易いのはメリット!!本当は業者に頼んで取り付けていただいたり、作製していただく方がいいのですが、保険制度上の問題や、金銭的な問題もあるため、手作りのものも、結構重宝していただけやすいです。いいものを作って日常で使用してもらわなければ意味がありませんが。


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