続・チャッピー♪と歩く (2019年~)

今日の出会いが楽しみだな~☆

ジイちゃんがコロナ!

2023-01-28 21:34:31 | 身近な話題
こんばんは! お久しぶりです。

実は96歳のジイちゃんがコロナになり、どうなることかと途方に暮れる毎日でしたが、やっと落ち着いたので報告です。

1月17日火曜日の朝、ご飯は食べた気配があるのに10時を過ぎても起きてこないので様子を見に行きました。

「まだ起きへんの?」と声をかけながらカーテンを開けると、布団の中からジイちゃんが「風邪ひいた、のど痛いわ」と言います。

「エッ~~~~~それはえらいことや!!!このまま動かずに寝とってな!しばらく寝とってな!!」と言い聞かせ、即退散しました。
この時私はマスクもしていませんでした。

帰宅後、たまたま休みで家にいた息子と相談し、コンビニへ防護服の代わりにカッパを買いに行き、ずっと前に買ってあったN95マスクやフェイスシールドを着用し、ジイちゃんを連れて、あらかじめ電話で相談した近医を受診しました。

検査の結果は陰性

熱もないしのどが痛いだけなので、先生曰く「普通の風邪と違う?」
私「コロナ対策してるのに、普通の風邪なんて引くか~~??」
先生「引くよー」

とりあえず何事もなく連れて帰りましたが、午後になって38.9度の高熱が出て、解熱剤を飲ませました。

翌朝は熱も37度台まで下がっていたし、自分も忙しかったので、午後に再度検査を受ける予約をしました。

午後4時半にもう一度検査をしたら、陽性でした。
やっぱり

こうなれば保健所からの指示を待つより仕方がないとの事で、しばらく自宅待機です。

7時ごろに保健所から電話があったので、年齢が96歳で基礎疾患もいろいろあり、入院を希望しました。
「エントリーはできる」とのお返事でした。
また、「食品セットを送ります」とのことでした。

翌朝9時過ぎに、また保健所から電話がありました。
保健所「今日の様子を教えてください」
私「まだ見に行ってないのでわかりませんが・・・。入院はできるのでしょうか?」
保健所「まず熱や酸素濃度を測って報告してください。それがないとエントリーもできません」
私「えーーーッ 96歳で独り暮らし、基礎疾患アリでも入院できないんですかーーー??」

仕方なく、また即席の防護服に身を固め、ジイちゃんの様子を見に行きました。

私「熱38℃、酸素濃度93、咳をしています。」
保健所「食欲はありますか?水は飲めますか?」
私「少量ですが朝ご飯は食べて、薬は水で飲めてます。」
保健所「入院するなら伊賀でも行けますか?」
私「なるべく近くがいいですが・・・伊賀でも行きます!」
保健所「県に聞いてみます」

しばらくして保健所からまた電話がありました。

保健所「県に聞いてみましたが、ご飯が食べれて93では入院できません。」
私「そうなんですかー。。それならどうやって世話をしたらいいんですか?ヘルパーさんも来れないんですよね??」
保健所「コロナでも来てくれるところもあるそうなので、ケアマネさんに相談してください。」
何でも二言目にはケアマネさんです。

すったもんだの末、結局、訪問看護師さんが来てくださり、何とか最低限の世話はして頂けましたが、
可哀想なもんでした。

そして3日くらい経って忘れたころに、コロナの療養食が届きました。

箱を開けると・・・


1段目を除くと・・・


全部出してみたら・・・


そうこうして、ようやくコロナの症状が落ち着いた22日(日曜日)の夜、ストマの周りが血だらけになっているので看護師さんに診てもらったら、外傷ではなく腸管から出血しているとの事で、救急車を呼んでくれて医療センターで診て頂きました。

これはついに入院か⁈ でも、入院後にもしものことがあったら、永遠のお別れになるかもしれない

そう思って、慌てて家族みんなでジイちゃんが救急車に乗るのを見送りに行きました。

医療センターではすぐに診察していただけましたが、コロナ患者なので検査にも制約があるとのことで、とりあえず出血が止まったので薬をもらって帰宅しました。

本当にいろんな方に助けていただいて、やっと待期期間が終わり、今日は元気にデイサービスへ行きました。

<わかったこと色々>
①コロナ患者は、別の病気で病院へかかることが難しく、救急車を呼ぶしかない。

②コロナ患者は、ヘルパーさんや看護師さんの訪問にも制約があり、誰にも世話をしてもらえない。

③医師には、酸素濃度が90代前半になると危ない、と言われたが、保健所は、80台にならないと入院の検討はできない、と言う。(酸素投与が必要にならないと入院のエントリーができないらしい)

④きちんと感染防御をすれば、そう簡単にうつるものではない。素人で何の訓練も受けてない私でさえ、今のところうつらずに済んでいる。

<感想>
入院できないのであれば、食事の世話や洗濯、身体の介護など、もっと手厚く病人モードでやって頂かないと、高熱など体調不良の高齢者(96歳)に、一人で自宅療養しろと言うのは、あまりにも酷じゃないですか
コメント
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