お米の値上がりに目を見張ったお話

先月末、お米がなくなって、久しぶりに買いに行ったのですが、

その高騰ぶりに目を見張りました。

少し前までの価格がここまで上がっているとは。わかっていても、

実際に買うと、今までの予算を大きく上回るので、エンゲル係数が

40年以上前と同等になって来たといったニュースも実感できました。

　

買い物に行くと、長年の感覚で、この程度の商品を買えば、この程度の

価格になるといった大体のめやすがあるのですが、今は、それが、かなり

オーバーして来る。できるだけ、安い商品を購入するように気を付けて

いるのに、以前のような内容で買うと、びっくりするほどの価格になる

ので、心臓に悪い。高齢者にやさしくない価格(笑)

それでも、ひとりですから、相応の対策も取りようがありますが、

ご家族の多いお家では、本当に大変ですね。

特に食べ盛りさんがいらっしゃると考えると、よそさまのことでも、

ため息が出ます。

お米は基本的に玄米を買って、雑穀米を加えています。

それでも、たまに玄米ではなく、白米の方が合うかなと思う料理も

あるので、そのときは、白米も使うため、玄米2キロ、白米2キロを

なくなった順に買うと、かなり、日持ちがします。

在宅療養が始まってから、3食きちんと食べるようになり、今まで

よりも、消費はしているものの、パンや麺類なども3食の中に入れる

ので、そこまでお米の量の必要がなく、「お米がない」という今年の

米騒動も、ほとんど体感しないうちに終わった気がします。

療養前の朝食は出勤時間が早いため、胃が全く動かず、抜いてしまう

ことが多くあったのですが、今は朝食後に服用する薬が多く、

また、強い薬のせいか、あまり食べ物を食べずに服用すると、

具合が悪くなってしまうので、しっかりめに食べるようになりました。

ただ、職場復帰したら、やはり、元の生活に戻るので、朝食を食べて、

がん治療の薬を飲んでという余裕はなくなる気がするので、改めて

考えると、かなり無理をして仕事に通っていたなあと。

やっぱり、この先は高齢者は高齢者なりの働き方をしたいと思うものの、

そういう働き方が許されないのが現実ですね。うーん。

今年のコメ不足は令和のコメ騒動と呼ばれているようですが、

平成も米不足がありました。冷夏でお米が全くとれなかった。

月刊誌の編集者をしていたので、企画が大変だったことを

思い出します。外国産のお米を食べなければならなくなり、国産の

お米との違いを比較して、どのようにしたらおいしく食べられるかと

いった企画などを考えたと思います。

それに比べると、令和は国産のお米を買えることは買えたという状況

だったのはありがたかったものの、この値上がりが続くのは痛い。

お米はまた、たくさん入るようになっても、値上がりは続きそうです。

並んでいるお米は安いブレンド米がたくさん用意されていました。

高騰のために、消費者に配慮なさっているんでしょうね。

高騰前の商品ラインナップと様変わりしています。

お米は多いけれど、相変わらず、購入規制も続いています。

今日の空。

あさ空は雲が多めでした。

ゆう空も雲多めで、雲の向こうで日没でした。