瑠梨(津西国際2年)を家でピックアップ。同時に昂輝と憂輝もまた友達と津東へ行くとのことで出発。
使用前。
瑠梨を津東で降ろして俺は津西へ。
いつものように高校裏の幼稚園近くの場所に止めれるかどうか・・・礼服を着た男性が誘導、うまく止めれた。
発表を見たあと、失意のなかでとぼとぼと駐車場に歩く。途中で瑠梨に電話・・・昂輝が出る、「受かりました」 代わった憂輝も「受かりました」 背後から喧騒が聞こえる。
これは瑠梨が撮ってくれた写真。
そして使用後。
少しだけ胸のつかえがとれた・・・駐車場に戻る。おいおいおい、駐車場に入る道に車が止まって出ることができない。ほかに出る道を探すが人はともかく車は無理だ。馨五(28期生・三重大学教育学部3年)から連絡・・・「莉世も遼大も受かってました」 「おまえ、金ある?」 「へっ?」 「今、駐車場におるんやけどな、どこかのバカのために車を出せない。瑠梨が津東で待ってるはずや。でも、車の持ち主がいつ戻って来るか分からない。おまえに津東に行ってくれると助かる」 「津東ですか・・・今いち道が・・・」 「二次遭難になっても困るか、・・・分かった」
瑠梨に電話、「おまえ、金ある?」 「・・・ええ」 「すまん、駐車場の出口に車を置いたバカがいる、車出されへんねん」 「じゃあ、津駅から電車で帰ります」 「すまん、そうしてくれると助かる」
結局、瑠梨が家に着いた頃に脱出・・・車の主は津西の合格発表を見に来ていたお母さん。空いてなかったからそこに止めた・・・気持ちは分かるが。