ピアジェ先生か、少子高齢化か

乃彩（セントヨゼフ４年）の諮問試験・・・

兄貴のことを尋ねる・・・そろそろ大学が決まる頃だ。

今日の高３は静岡県立大学から・・・オーバーツーリズムから。

静岡県立の問題を説明しながら、入試で「ツーリズム」に関して問われるアングルについて説明する。エコ＆グリ－ンツーリズムの環境問題に対する貢献、そして程度が甚だしくなるとオーバーツーリズム（今日の静岡県立や黒本５回のマチュピチュなど）、そしてエコ＆グリーンツーリズムの欺瞞（一橋大学）。この３点に加えてダークツーリズム（北海道大学）。

そして新たな戦場は「少子高齢化」・・・しかし、このテーマでは斬新な切口は少ない。そんななかで今日の法政大学は少子高齢化のメリット・・・これはおもしろいと読み始めたが、ちょっと楽観的過ぎる。法政とは別に、高齢者の認知症などが原因の行方不明者の英文が早稲田にある。しかし一度は王道を解かせたい、やはりオーソドックスな「少子高齢化」なら2018年度の早稲田社会学部か。これを来週できるか・・・その時間的な余裕が今の高３にあるのかどうか、判断が難しい。選択肢はもう一つ、ピアジェ先生の再びの降臨・・・幼児心理学の英文、当然京都大学だ。

 

俺が授業なので、中学生は馨五(28期生・三重大学教育学部４年)に任せる。俺に対するスタンスとは違ってやけに積極的やな。

 

明日は情報交換会・・・場所は去年までといっしょかどうか不安だが・・・それが終わったら奈良の信貴山そばの旅館へ。時節柄、途中はノンストップで宿屋まで。