ラッキーパーソンは喪服の似合う人

この一ヶ月で身内の不幸が４件もあり、小説だったらあいつが怪しいと疑われるレベル。

しかしそれ以上に気掛かりなのが２０代で買った礼服が４０代でパッツパツなこと。

絶対太ることを見越してワンサイズ上を買っておいたのにおかしいなぁ、自分の想像の上を行っている。


さて、ラッキーパーソンです。

劇団の演出家なんていうと、灰皿を投げることで有名なあの大先生を思い浮かべて怖いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、うちの演出センセーは拍子抜けするほど柔軟な時があります。

私がポロリとこぼした希望をサッとすくい上げてパッと舞台に乗せてしまいます。

するとあら不思議、舞台はまた少しそれらしくなるんです。


役者さん達はまず越えなければならない第一関門のセリフ覚えと格闘中。

これをクリアすれば、自由度の高い二人だからこその物語が展開するぞとニヤニヤしております。