リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

この4年間は忘れないと思います

2016-11-30 23:31:28 | 2016年度冬公演
 こんばんは。文学部4回生、今回は制作チーフを担当しております、吉川諒です。本日は仕込み3日目であり、最後のリハーサルを行いました。まだ上手く出来そうな部分もありましたが、このまま順調に進めば、自分たちの最後の公演としてふさわしい舞台になると確信しました。
 スタッフの作業も大詰めになり、特に今日は動き回りました。久しぶりの仕事なので忘れていることもありましたが、なんとか予定通りに進めそうです。
 久しぶりに公演を打つとなって、懐かしさを感じると共に、これまでのリツゲイでの生活を思い出しました。私は新入生歓迎公演を観ずに、雰囲気だけで判断してここに入団しました。演劇部どころか文化系の部活動にすら入ったことがありませんでしたが、それが団長の立場にまでなるのですから、面白いものです。やはり、このリツゲイの空気は僕にピッタリなんだなと、この冬公演で再確認できました。最後に最高のものを作るためにも、自分に出来ることを1つずつ確実にこなしていこうと思います。
 明日から本番が始まります。悔いの残らないよう全力で頑張りますので、ぜひご来場ください。心よりお待ちしております。

4回生 吉川諒
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お祭り行くと金魚すくいやりたくなりますよね

2016-11-30 00:45:31 | 2016年度冬公演
みなさまこんにちは。最近ようやくこたつ布団を注文をし、みかんも買い込み、こたつむりになる準備が整いました、1回生の平野です。今公演も照明・舞台監督として参加させて頂いております。

今公演の題名「アクアリウム」にちなみまして、実家で飼っていた金魚くんたちの話を少ししたいと思います。(※あまりちなんでない)
小学生の頃とかやたらとお祭りなんかの屋台で金魚すくいとかやったりしませんでしたか?私の場合はそうして取った金魚くんたちをいつも数日間程度で死なせてしまっていました。小学校低学年とかは毎年金魚すくいしていましたが、それも3年目とかになるとすぐに死なせてしまうのが可哀想だということを理解しまして、小学校高学年では金魚すくいを卒業しました。いやはや、生き物の命の尊さにようやく気が付いたんですね、私。学習した!
それからしばらくは金魚すくいをしませんでしたが、なぜか中学1年の夏に金魚すくいがしたくなって、ついつい手をだしてしまったことがありました。あれ…私、学習していなかった…。
その金魚くんたちもすぐに死なせてしまうのだろうと思っていたのですが、結論から言うとあの子たち(3匹いました)、なんと6、7年生きました。すごい!むしろ君たちになにがあった!鯉になろうとでもしてたのか!(※違う)
実は最初の頃は私の実家できちんと世話をしていたのですが、ある日旅行に行くために金魚くんたちをおじいちゃんの元に預けたら、おじいちゃんすごく暇だった…世話が楽しくなってしまったようで、すごく丁寧に世話をしてくれて、そのおかげであの子たちは長生きできたようでした。ありがとうおじいちゃん。いつも臨時収入目当てで遊びに行ってごめんね。
お祭りで買った安い金魚といえども、”ライトを当てて、ヒーターを入れて、餌だけあげてれば、ずっと、ずーっと、生きていける”ってどこかの世界の36歳の心根の優しい女性もおっしゃってましたよ。(気になる方はぜひ今週末学生会館小ホールへ!)
でも結局はおじいちゃんに世話をしてもらっていて私はほとんど世話できていないので、もう気分だけで金魚すくいするのはやめようと思いました。

どうでもいい話が長すぎましたね(汗)
ちゃんとした冬公演の話をします。
夏公演、秋公演に引き続き、冬公演も照明オペをさせて頂けることになりました!嬉しいですね。振り返ってみると私リツゲイ入ってからオペしかしてないですね。AHAHA☆
今公演も全力で頑張らせて頂きます。
仕込み週2日目の今日は絵作りも終わりきっかけ練もしました。今回舞台が今までとだいぶ違う感じになっていまして、今までとは違った照明の映え方になっていると思います。(気になる方はぜひ今週末学生会館小ホールへ!)

今回の演目は今までとは趣が少し異なっています。正直にいうとかなり面白いです。本番中オペ室で爆笑しないか不安なレベルです。そのくらい面白いです。本当に面白いです。

本番までついにあと2日!
 今週木曜日18:30~
   金曜日18:30~
   土曜日13:00~/18:30~ 
 立命館大学衣笠キャンパス学生会館1階小ホールにて
           みなさまのご来場を心よりお待ちしております!
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試行錯誤というより遊んでる

2016-11-29 00:41:34 | 2016年度冬公演
こんばんは。
だいぶぐぐっと気温も落ちまして、本格的に冬ですね〜。
いかがおすごしですか?

どうも。
2回生の服部です。
今公演では、衣装・小道具チーフ、情報宣伝、役者として参加しております。

さて、本日は仕込み1日目でした!

今公演はリツゲイ初の試みが多く、なんか目新しい感じの舞台です!
今日の1日でだいぶ完成図が見えてきて、
自分たちで作っていながら、いざ改めてじっくりみてみると、なんなんだこれは!(良い意味で)、って感じもします。なんか、黒い!!笑

後半は照明がつくと、
まぁ綺麗なこと!!
幻想的というか、こんな色見たことないっ!って感じです。

あと、いっぱい遊んでます。心から遊んでます。遊んでる方の演出の方が力はいってるんじゃないかと思うくらいに遊んでます。(たぶん実際力はいってます笑)

そんな、リツゲイの目新しい公演は今週の木曜からです!
こんな舞台なかなかないよ!!見なきゃ損損!!
ぜひお越しください!!

p.s. 写真のっけたかったけど、今日携帯忘れてなんも写真撮れませんでした。現代人は携帯がないと辛いね。
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スーパーでスペシャル

2016-11-28 18:34:13 | 2016年度冬公演
こんにちは、制作・役者の村上です。


いえーい冬公演!!
『アクアリウム』です!!

いえーい!!!
めちゃくちゃ楽しい!!!








いえーい!!!





さて、テンションだけで書き出してみましたが続かないのでやめます。

といってももう言いたいことはだいたい上記の通りでして、冬公演、めちゃくちゃ楽しいです。
冬公演は始動から本番までの期間が短いので、始まる前は漠然と「大変だな〜」くらいの気持ちだったのですが
脚本が決まった瞬間から全部がとんでもないスピードで動き出して、それからずっと楽しいです。


いくつか具体的に挙げてみると、

まず稽古場の人数が多い。私はこんなに人の多い稽古場が初めてなので、わいわいしているのが既にとても楽しいです。

さらに、稽古場に同回生が勢揃い。何かよく分かりませんが楽しいです。あとちょっと安心感。

そして、なんといっても先輩方がすごい!驚くべきエンターテインメント力。稽古場に限らず、ずっと笑わせてもらっています。
それだけでなく、先輩方はいろいろな方面において能力が高いといいますか、
なんというかもうすごい(語彙力の欠如)ので、
なんというかもう楽しい(6回目)です。



どうでしょうか、これだけ楽しい楽しい連呼したら『「うれしい!たのしい!大好き!」な感じのバイブス』なるものが充満しているのではないでしょうか…笑
もちろんすごい人たちと一緒にやっていると自分の足りなさにベッコベコにへこむこともありますが、とにかく楽しく元気にやっております!


さてさて、乱暴に話題を転換して、
いよいよ今日から仕込みが始まってます!
正直、終わってしまうのが嫌でまだまだずっと稽古していたいですが、良くも悪くも残り一週間。
全力で、お客さまの心に残るような舞台をつくり上げたいと思います!
お時間ございましたらご来場くださいますと大変嬉しいです。
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架空請求には気をつけよう

2016-11-24 14:36:30 | 2016年度冬公演
今回舞台装置班、役者として参加しております二回生の山中です

えー、最近は
架空請求のCメールが来ました。
これは電話番号割れてますね…それもう電話してきた方が早いんじゃね
って言ってたら本当にかかってきました。
バイト中にかけてくるのはやめろ(懇願)

今回は自分が舞台装置班のチーフを務めさせてもらっているんですが
手際が悪い。本当に。
とにかくミスが多い。一歩進んだら2.5歩くらい戻ってますね、一歩も進みません。

とにかく他の人に迷惑かけすぎてる有様で申し訳ない限りです。

そんな感じで頭抱えながら前の日曜日に色々用事で河原町の方まで行ってきたんですが、用事の一つに高校の時からの友人が某大学の文化祭でダンスをするというので観に行ってきました。バイト終わりだったんでスーツ着用でしたが。なんだお前。

いわゆるコスプレダンスのイベントで、高校の時から文化祭で似たようなことをやってた記憶があります
まあ昔から何でも楽しそうにこなす人だったんで、今回も楽しそうに踊ってる顔を見せてくれると仮面かぶってて表情が見えない

なんでよりによって仮面なんだ。口元しか見えないんですがそれはていうか本当に本人なんですかね?自信なくなってきたわ、イヤ後ろのマイクラコス(全身ダンボール)よりはマシだけど

と思ってたら後半からはキャストオフして楽しそうな表情を見せてくれました。本人で良かった。

高校の時は自分は照明担当責任者のようなもので、ダンスの照明人員が自分一人しかおらず無関係の友人二人を無理矢理巻き込んで何も成長してねぇなコイツダンスを照らしてました。
その照らしてる中に友人(仮面)も居て、その頃から仮面の友人は同じ事を同じように楽しそうにこなしているわけですが、それは多分簡単そうでなかなかできないのではないでしょうか
自分も多少の違いはあれど、当時も今も演劇に関わっています、ダンスする友人のように満面の笑みで、とまではいかないまでもなんとか最後までやり遂げたいと思います

ご迷惑をおかけしております方々(あと照明に巻き込んだ二人と仮面の友人)、いつも申し訳ありません。この場を借りて謝罪します
架空請求業者は滅びて

今公演を宜しくお願いします。

ありがとうございました。

【公演情報】
劇団立命芸術劇場2016年度冬公演
『アクアリウム』

作 : 谷賢一(DULL-COLORED POP)
演出 : 太田健斗
演出補佐 : 諸岡航平

【日時】
12/1(木) 18:30~
12/2(金) 18:30~
12/3(土) 13:00~ / 18:30~

※開場は開演の30分前です

【会場】
立命館大学衣笠キャンパス学生会館1階小ホール

【料金】
無料
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どうでもいい事々 アクアリウムに関して

2016-11-24 00:25:34 | 2016年度冬公演
こんにちは。山戸麻紗子です。

今公演のタイトルは「アクアリウム」です。
いよいよ来週からですので、皆さんぜひお越しください。

ところで、先日、Twitterの企画でアクアリウムに関する思い出を答えてください、というアンケートが行われました。一回生の橋本君が担当している企画で、今日第1回目で服部ちゃんのが公開されていました。アクアリウムには印象的な思い出がいくつもあって、久しぶりにいろんなことを思い出しました。

小学校中学年ぐらいまで総合病院によく行くことがあって、漢字は忘れたけど「さいせい病院」と呼ばれている大きな病院でした。
別に大した病気ではなくても、風邪とか花粉症の薬とか予防接種とか何かとそこで済ましていて、車では40分ほどかけて街の方へ下りて、景色がミカン畑になってきたあたりで小高い丘を登ったところに建っていました。
で、その「さいせい病院」のロビーにあったのが、幅が4mくらいある大きなアクアリウムでした。広いロビーと廊下を区切るように設置されていて、下の方に写真つきで魚の名前が書いてあったりしたので、それを見ながら「どの魚が好き?」「やっぱりグッピーが一番きれい」と、母親と話した記憶があります。それが人生で初めてみたアクアリウムです。

家では常に何か飼ってました。と言っても犬や猫は変えないと言われたので、フナとかボラとか、アカザとかヨシノボリとかの川で捕まえてきた魚だったり、鈴虫のような昆虫だったり、手のかからない生き物に限定されてました。(近所には犬やウサギ、山羊も馬もいた。牧場ではないけど。)

夏祭りには毎年必ず金魚すくいをしました。すくった金魚は、母親の実家にある大きな池に放して飼ってもらっていました。その池は縁側のある庭から一段下がったところにあって、ちょうど真上から見下ろせるようになっていました。池のまわりは芍薬やあじさいや、南天や万両などが植えて合って、季節ごとに花が咲くように祖母が手入れをしていました。金魚は、尻尾がひらひらしたやつではなく和金だったので、大きくなるものは鯉みたいになって、猫も手を出せない程立派になってました。上から見下ろした時の泳ぐ姿がきれいだった。猫には食べられなかったけど、空から見た時に隠れようのないほど真っ赤な色をしていたので、時々それを見たカラスが食べに来ることがありました。

それから、小学校の教室にもアクアリウムがあったような気がします。確か小5のとき。何を飼っていたかよく覚えていないけど(たぶん金魚(和金じゃないほう)。だれがなぜ持ってきたのかは不明)、水槽の紫っぽい青いランプが、雨の日の電気を消した暗い教室の後ろで光っていたのが印象に残っています。モーターで水を循環させる装置が画期的に思えました。当番でテトラフィンというカラフルで薄いタイプの餌をあげていました。以前小学校が夢に出て来ることが何度かありましたが、その時には必ず、一階の職員室の廊下の前の、窓の下の机の上に水槽が置いてあって、怪物に追われた時に職員室に逃げ込んで、先生のデスクの下からその廊下の様子をうかがう、というパターンでした。夢の中の水槽には魚は居なくて、水草が森のように詰まっている、やわらかい緑色をしたアクアリウムでした。



アクアリウムをみると、ざわざわした気持になります。水族館ではなくて、アクアリウムでないとざわざわしません。水族館なら、暗いエリアのちいさな水槽がたくさん並んでいる熱帯魚コーナーが好きです。大水槽の青い水とは違って、水が透明という感じがするところとか、人の話し声がなくなってモーターの音だけがしている感じとか。アクアリウムを前にすると、気持ちはざわざわして、思考は停止するような気がします。

掘りかえそうとするとアクアリウムに関する記憶がまだまだざくざく出てくるので、自分で少し驚いています。ホームセンターの一角に観賞魚を売るコーナーがあったことや、学校の池から水草をもらってきたこともあった。理科室にはメダカの水槽があったことも。友達の家に巨大な魚を飼っている水槽があって、そのなかに亀が住んでいたこととかは、もはや事実なのか捻じ曲げられた記憶なのか判別がつかないくらい。
とにかく、お魚とアクアリウムに関しては特別な思い入れがあるようです。






  きれいな水は大事。







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めちゃんこ忙しい!!

2016-11-23 00:06:59 | 2016年度冬公演
お初にお目にかかる方もお久しぶりの方も、どうも諸岡です。


僕も四回生でありまして、御多分に漏れず他の同期の奴らとおんなじ久々の稽古場日誌であります。


普段の僕であれば、後輩の成長とか寒さから来る孤独とか来たるクリスマスに対する嫌悪とか色々と書き連ねているところなのですが……、この稽古場日誌を読んでくださってる方々の前に登場するのは一年ぶりとなりますので、普段通りでは工夫がないので、僕がリツゲイから離れていた一年間であったことをボチボチ書いていきたいと思います。


思い返せば、僕達がリツゲイを本格的に離れたのは一年以上前で、それ以降は僕以外の同回生はあまり演劇と縁のない生活を送っていたはずなのですが、何をトチ狂ったか僕だけ色々と演劇に塗れた生活を送っておりました。


そのほとんどが何処かの仕込みの手伝いやら受付の手伝いとかなんですが、6月にあった男肉 du Soleilの公演には
役者として参加させていただき、京都ばかりか東京の土すら踏ませてもらうという貴重な体験もできましたし(しかも下北沢駅前劇場!!)、夏にはあの僕がリツゲイで演出を務めさせてもらった「ぼくらの妹」の本家本元である中野劇団さんの「10分間」という作品に舞台監督補佐として参加させていただきました。

こうやって書いていると何ともあっけないようですが、稽古ではボロボロになり大阪での仕込みは日本橋を走り回りとその当時は中々に大変でした。
ですが、それ以上にリツゲイに帰ってきた今は大きくなれたことがなんとなーーくそれとなーーく実感できてる様な気がしないでもないことが貴重なことなんだと思います。


あと本当にこれが凄いことなんですが、現在リツゲイとTHE ROB CARLTONさんの稽古に同時並行で参加しております!!これが本当に忙しい!!!

まさか大学生が週7で芝居の稽古をするとは入学した時に想像だにしませんでした。(今も全然認識が追いついていません。)
しかもロブカールトンさんの公演はあのHEP HALLでやるということで今の今からリツゲイの本番とダブル緊張であります。


しかもリツゲイでは過去最高のセリフ量、成長した後輩と乗り越えるべき壁が沢山ありますが、大きくなった気がする僕なら超えられる(はず)と思うので是非12/1〜3は立命芸術芸術劇場の冬公演をご覧になって下さいませ!!!

追伸 THE ROB CARLTONさんの公演は12/15〜19ですのでよろしければリツゲイと合わせてどうぞ!
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ぱーりーぱりーぱーりー

2016-11-19 20:47:54 | 2016年度冬公演
 こんばんは、砺波しづかです。砺波は「となみ」と読みます。発音は『CONAMI』と同じです。
 砺波というのは地元の地名でもあります。春には何万株ものチューリップが咲き誇る砺波市です。あ、砺波は富山にあります。
 そんなん知らねえよって思った人はいいから砺波に観光してください。海岸線では蜃気楼も見れます。でも実を言うと咲き誇るチューリップも蜃気楼も見たことはありません。そんなものです。

 さて、既にビラをご覧になった方はご存知のことと思いますが、冬公演『アクアリウム』は、とあるシェアハウスでクリスマスパーティをしていたところに二人の刑事が訪ねてくるところから物語が始まります。
 クリスマス。クリスマスパーティ。シェアハウスで。パーリィピーポーどもめ。
 あっパーリィピーポーなら見に行かないとか、そんなことは仰らないでください、どうか。みなさまもご存知の通り、立芸は慎ましやかなぱーりーぴーぽーの集団です。

 まあひとまず。
 クリスマスといえば。どんな思い出があるかなぁと脳内検索をかけています。
 今、諸事情(親戚が結婚したんですよおめでとう!)で実家に帰っているので、どうしても実家でのクリスマスのことを思い出してしまいます。
 私が小さい頃、クリスマスになると2Mにもなるクリスマスツリーを飾りました。ツリーを買うのでお金がつきたのか、それとも趣味なのか、てっぺんのお星様以外は手作りのオーナメントでした。
 拾った松ぼっくりに不良が壁に落書きするようなスプレーで色をつけたり、ガチャガチャの容器に銀紙を張ってみたり、あとはなんかいい感じのなにかだったように思います。
 けれどあるクリスマス、飼っていた猫のたったちゃんがツリーによじ登って倒したため、ツリーを飾る習慣は私が小学生のうちに廃れてしまいました。悲しいことです。

 悲しいクリスマスの記憶ばっかり思い出してきました。つらい。
 折角のローストチキンを飼っていた犬が盗んだ事件とか。犬がクリスマスケーキを盗んだ事件とか。両親が仕事で帰ってこなかったクリスマスとか。あと高校生の頃の兄が彼女とクリスマスデートに出掛けて帰ってこなかったこととか。
 ついでに言うとサンタさんはいないと宣言された七歳のクリスマスとか。クリスマスにはしゃいでツリー飾ってごちそう作るような家なら、親父はサンタ役をやるべきだったのでは、と思います。
 さりとて、この歳になって実家も離れると、クリスマスは縁遠い文化です。クリスマスツリーも、清心館のラウンジに現れる嘘みたいしょぼいやつぐらいです。ここ最近のクリスマスの思い出はケーキを作ったこととかぐらいです。あのわくわく感はどこへ行ったのでしょうか。

 繰り返しになりますが、『アクアリウム』はクリスマスの夜に始まる物語です。立芸はパーリィピーポーではなく、クリスマス当日の公演でもありませんが、この世にはこんなクリスマスもあるんだなぁという感じで見に来て下されば幸いです。多分、私の悲しいクリスマスの記憶よりかは、皆様の心に触れるような物語です。
 公演情報、詳しくは公式Twitter、各館に張り出されているビラ、昼休憩に配るビラ、はたまたDMなどでご確認ください。
 団員一同、心からご来場お待ちしております。

 タイトルはてきとうです。
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稀有の意味

2016-11-19 01:01:25 | 2016年度冬公演
最近、土曜日曜まで予定を入れて休みと無縁の日々を過ごしている2回照明、制作、役者担当の溝上です。

もう11月に入って18日経ちました。その間に土日は4日ありましたが、1回目の土曜は史料集め(日本史を勉強しているので資料ではなく史料なのです)のため一日中学校に缶詰め。1回目の日曜は日帰り奈良旅行という名のフィールドワーク。2回目の土曜は仮仕込み。2回目の日曜は外部のお手伝い。絶対スケジュールパンパンオバケに取り憑かれてる。しかし、この土日は待ちに待った何も予定のない土日!嬉しい!!ゆっくり身体と心を休めます。ダラダラするぞー。

それはさておき冬公演。今公演はなにか稀有なことが起こりすぎて何が稀有で稀有じゃないかがわからなくなってきました。それをダイジェストかつ、時系列に並べてざっと紹介すると

稀有なこと1・卒団公演のあと何故か燃えつき症候群にかかる。
稀有なこと2・即断即決がモットーの私が冬公演参加を迷いに迷い締切間近になっても決まらず、ついに参加するかどうかの連絡自体忘れる。
稀有なこと3・カラオケで、他人の携帯をかりて冬公演参加の連絡をする。(ちなみに私の携帯は充電切れ。その日に限っていつも持ち歩いてる充電器を忘れていた。)
稀有なこと4・宵っ張りな私が寝落ちする回数が今月に入ってものすごい増えた。

などなどありますが、1番稀有なのは私と私が演じている役の性格が似ているもしくは、下手したら同一なことでしょう。初めて台本を読んだ時から、役者だったらたぶんこの役になるだろうと思ったほどそっくりです。最近エゴグラム診断が流行った時に診断してみたら、「貴方の性格の中身は、大人の部分よりも残存幼児性とほうがはるかに大きな力を占めている。」と書かれていました。今回の役はこの残存幼児性が鍵になると私は思っています。お楽しみに。

今週末から来週にかけて気温がさがるらしいです。それに備えて今週末は買い物に行きます。絶対。とりあえず、手袋ほしい。あ、タイツもほしい。あったかいニットワンピースもほしい。欲しいものがいっぱいだ。役者としてやりたいこともいっぱいあります。だけど、とりあえず今は寝たい。

皆様風邪などひかないよう体調にはお気をつけください。会場にてお会いしましょう。



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頑張ります

2016-11-17 21:39:21 | 2016年度冬公演
どうもー3回生の藤井ですー

いやぁ始まってるね、始まっちゃってますね冬公演!

久しぶりだなぁ、会議とか稽古とか、仕込みとか

去年までなんだこいつなめてんのかみたいな後輩も立派になったし、お前誰やみたいな新入生もいるし、え、そのスケジュールで参加すんの!?みたいな先輩とか、お前もいんのかよみたいな同回とか色々いるね、今回も。

この前ね、あれやったんですよ、質問に答えるだけでその人の人格みたいなやつがわかるやつ、エゴグラムテスト!その結果が…

自己顕示欲と自己不全観念が、絶えず火花を散らしながら、同居しているようなもの

らしいんですわ!!

見えたね、僕の心の闇、見たね!!

僕バカなので、自己不全観念がよくわからないので調べてみたら

自分は不完全であり、何も満足にできない、といった感情。自分に対する不全感。自分は無価値だという自己嫌悪感を伴う。※実用日本語表現辞典

いかん!!いかんって、えーこれ!!!

頑張りますとか楽しんでます、みたいな言うなれば「うれしい!たのしい!大好き!」な感じのバイブスで満たされてる稽古場日誌に自分は無価値とか自己嫌悪とか出たらいかんやろ!!

やばいなぁ、こんなんだから嫌われるんかなぁ、嫌われたくないなぁ 好かれて自己顕示欲満たしたいなぁ、自己不全補完したいなぁ。

まぁ、そんなことは置いときましてね、今回の公演かなりいい感じです!

残り時間短いですが、最高のものをお届けしたいと思います!!!


劇団立命芸術劇場2016年冬公演
「アクアリウム」
作:谷賢一(DULL-COLORED POP)
演出:太田健斗
演出補佐:諸岡航平
【日時】
12月1日(木) 18:30〜
12月2日(金) 18:30〜
12月3日(土) 13:00〜/18:30〜
※開場は開演の30分前です。

【料金】
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