晴れ、ときどき虹。

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もぐらたたき

2006-08-05 23:26:06 | 腰痛日記
「症状がだんだん上にあがってきてない?」
「なんでやろう?」
「なんででしょう?」

というわけで、最近は肩と背中の治療がメインになっている。
腰も万全とは言えないので、電気にあたり、ローラーベッドに横になる。

「背中めくりますよ」
「どうぞ」
ここ最近は、着ているTシャツなり、上着なり、腰から肩までめくられて背中丸出し。
「めくりますよ」と言われて「だめ」なんて言えないしなぁ、鍼の場合は。

肩と背中を消毒し、鍼を打っていく。
たまに痛いときがあり「・・・つっ・・・」と小さく声を漏らすと「あ、ごめんなさい」と言われる。
でも、背中なので、どうなっているのかは、自分では全く見えないので分からない。
肩のすぐ下にTシャツが丸まって上げてあるし、肩にも背中にも鍼が打ってあるので、身動きが取れない。
「じゃあ、このままねー」と先生が声を掛けていくが、このまま10分この姿勢は、けっこうつらい。

2度ほど、頭にも打たれた。
「頭にも打ちますよー」
「はぁ??」
「はぁ??って大丈夫。はい、こんなもの」
じたばたする間もなく、頭頂部にも鍼が打たれた。
「ここからストレス抜けていくから、帰ってからストレスを入れないようにね」
「それは無理」(断言)


鍼を抜き終わり、再び消毒される。
最近、なぜか消毒液がしみるので、先生の手が触れた瞬間のけぞることがある。
実際、治療でこんな格好になっているが、冷静に考えるとすごく恥ずかしい状態。
まぁ先生は、仕事だからなんとも思わないだろうが。

仰向けになり、首の矯正。
「子供は旦那が見てるん?」
「・・・うん・・・」
ちょっと間があり、小さくうなずく。
「でも、見てないというか・・・」
「野放し?」
「ふふふ」

少しずつ話もしているが、頭と首を指で押さえられて(いると思う)上下左右に回される。
「先生、痛い!痛いよ!!」と声こそ出さないが、目を閉じて歯を食いしばる。
でも、その後は、状態が良くなっているので、効いたなーと実感できる。

それにしても、最近の私は、痛みを我慢出来ない状態だ。
二度の出産で、あの陣痛を乗り越えられたのに。
もっとも、陣痛は「先が見える痛み」なのだが、腰、肩、背中は「どうなるのかわからない痛み」なのだろう。
腰がいいときは背中がひどく、背中が鍼で落ち着いたら肩がひどくなり、肩を重点的に治療したらまた腰・・・と、もぐらたたき状態。

全部一緒にやっつけたいが、身体に負担がかかるので、それは出来ないそうだ。
あ~~、終息に向かうかと思ったのに、だめじゃん、私。