成人の日にて

成人の日。

私が成人式を迎えたのは、今から１６年前だった。
・・・げ！！もうそんな前なのか？？

私は、紺の振り袖を着ていった。
きれいな青空で、そこそこ暖かかったと思う。

結婚して、子供がいる同級生もいたが、まだ私は学生だった。

１６年前になるのか・・・。

月並みだが、ついこの間のことのようなのに・・・。

新成人が生まれた１９８６年。
私は、高校１年生だった。
高校１年の時から、もう２０年も経っていると言うことが、にわかに信じがたいかもね。

中学が同じだったtaga-mixを始め、たてやかじやＹＯ－ＮＡやこまいぬさん（彼は先輩）と会ったのもこの頃だ。
Ｙちゃん、Ｍちゃん、Ｋちゃん、Ｆちゃんは、高校２年生の時からだし。
Ｋ工房のおやっさんも、１歳下なので、高２からだ。

あの頃と、何も変わってないような感じもするが、自分を取り巻く環境は、この２０年で激変した。

高校を卒業して、短大に進学して、臨時採用で勤め始めた。
それから結婚したのが２３歳。
２６歳の時に、祖母が亡くなった。
２７歳で、息子が生まれ、２８歳で今の自宅に引っ越し、生協に加入した。
２９歳の時に、ホームページを開設（現在閉鎖）。
３１歳の時に、娘を出産。

子供達も、それぞれに、幼稚園、小学生と成長していった。

今、３６歳。
今年で３７歳。

昭和も８０年代も、はるか遠くの過去になってしまった。

今からの私は・・・。
昭和よりも長く、平成を生きていく。

２０歳の頃は、こんな風に振り返ることよりも、遙か先の自分の長い人生のことを考えていた。
どんな風に生きていくのか、いろいろと考え巡らせた。

今の自分、あの時の自分に、恥ずかしくないかい？？

そんなことを思う、成人の日。

なにがあったんだ？

娘が作った封筒。

「みんないきてる」

・・・何を悟ってしまったんだ？

だいたい娘は、息子とまったくタイプが違う。
よく、テープやら糊やらはさみやらを使って、広告紙を切り刻んだりお絵かきをしたり、はたまた簡単な工作を作っている。

この前のクリスマスの時も、サンタさんに率先して手紙を書いていた。
手紙だけならまだしも、封筒も作っていた。
・・・仏壇の広告で。

息子は、どちらかというと考えなしで、自分がしたいことをぱーっと感情表現するが、娘は、比較的長考して、ある程度イメージが固まった段階で行動するようだ。
よって、息子ほど「子供っぽくない」一面がある。
とはいっても、まだ４歳だしね。

男女差、上の子と下の子の違いと言ってしまえばそうかもしれないのだが・・・。

子供を育てるって、なかなか奥が深いよ。