研ぎ澄ます

トラックから戻ると、ウチの常任が電話掛けをしていた。
彼女たちも頑張っているし、私もなんとか乗り切らないと・・・。

帰宅すると、今度は自分の荷物の配達。
自分の専従であるＵさんに会う。
「りあらさん、自分のコース、乗ってくれんね（笑）」
「だって、Ｕさんのコース、午後でしょ？午後はなかなか難しいし、今回、このコースは、もう常任が電話掛けてるし」
「そうなんですか」
「また、来年の春、よろしくお願いしますね」


荷物を受け取り、自宅に戻ると、すぐに幼稚園のお迎え。
休む暇なく、娘が帰ってくる。
しばらくしたら息子も帰宅。

子ども達も、運動会の練習で、毎日クタクタだろう。

息子の背中に、ランドセルの形通りに、着ていたＴシャツが汗だくだ。
娘は、水筒のお茶が足りずに、現在２つ水筒を持って行っている。


夕食の準備をした後、整骨院で鍼を打ってもらう。
先生も「大丈夫？どうなった？」と、心配しているのか、興味半分なのかは不明だが、なにかと話しかけてくれる。


夜、しおりや資料を読み返し、明日の本番に向けて、頭の中を整理していく。

ＧＯ！ＧＯ！トラック’０７秋の陣（その５）

今日も朝からトラック同乗。
９月ですか？？といいたくなるほどの、暑さ・・・。
外気温は３４℃！！
厳しすぎる残暑の中、トラックに乗り込む。
今日の担当は、Ｓさんと仲良しのＵさん。
私の専従のＵさんとは、名字は一緒だが別の人。
今まで話しをしたことがなかったので、どんな人かはＳさんの話から想像するしかなかった。

「Ｕさん、よろしくお願いします」
「りあらさん？よろしくお願いします」

以前、このコースはＫさんだった。
過去に乗ったことがあるが、昨年とはまた若干様子が変わったのかも知れない。

なんというか・・・。

ここのコースの組合員、恐ろしく無反応・・・。

チラシを持って話しをするのが、イヤになってくる・・・
暑さも加わり、最悪の気分・・・。

それでも、事前に約束を取り付けていた組合員から、参加申し込みがあったのは救いだった。

しかも、このトラック同乗で、背中にカマキリ（！！）がくっついたようで、トラックの中で見つけたときは冷静を装いながらも、心の中はパニック状態・・・

なんかモゾモゾするなぁ・・・と思って、振り返ると・・・右肩にコッチに向かって鎌を上げているヤツがいた！！

「わ！わ！カマキリー！」

カマキリーと言うだけで、自分じゃどうにもできない。
すると、Ｕさんが捕まえてくれて、窓から放してくれた。

「ありがとうございます！！」
「あはは。まだ虫がつくような年なんですか？」
「え？いくつと思います？」
「３５なら自分と同じぐらいって、さっき言っていたので（ある人の年齢の話しになったので）、それぐらい？」
「３７です。意外といってます」
「・・・うん」
「何歳と思われたんですか？」
「３２～３ぐらい」

しかしよく聞くと、Ｕさん、成人したお子さんがおられるとのこと。
個人的には、ソッチのほうがビックリした。

Ｕさんは、子ども達の給食について、いろいろと話しをしてくださった。
「子ども達の身体を作るものだから、利益追求になってはいけない」
「利益追求に走って、安い食材、どこのものかわからない食材での給食は、やっぱりよくない」
「子供のウチは、しっかりした食べ物をちゃんと摂らないと」

そして、私も思わず言ってしまった。

「大人になってもそうですよね。特に女性は。妊娠し、子供が生まれ、その子供に何かあったとき（アレルギーなど）、自分を責めてしまうから・・・」

普段、なにげに食べているもの。
でも、それらは、生きていくために必要なもの。
そして、それらは、次の世代に命を繋いでいくもの。

今回のトラック同乗は、参加者云々ではなく、「考えていく」という意味では、実りがあったと思う。

Ｕさん、ありがとうございました！！