形成するもの

午前中、事務所に。
会計監査の準備と、報告書書きと総会のチラシのたたき台を作成。

夕食の準備の後、整骨院に行く。
若いスタッフから
「風邪は大丈夫ですか？」と聞かれる。
「副鼻腔炎になってですね・・・」
「大変ですね・・・」

主任さんが電気を外す。
「あ、この前、プラセントップ、飲みましたよ。けっこう効きましたけど、もう少し早く飲んだ方がよかったかも（笑）」
「飲まれたんですか。あれ効くでしょー！！」
「はい。高かったけれど、納得しました。　薬局で『飲む点滴』って書いてあった意味がわかりました」

その後、先生が鍼を打つ。

「えー、なにー？副鼻腔炎になったって～？」
「・・・はい」

なんだか、すごく嬉しそうに聞こえるのは気のせい？？

「で、どこ？」
「は？」
「じゃ、主任、副鼻腔４つ答えて！」
「前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形洞」
「？？？？」

「はい、じゃぁ、眼窩を形成する骨は、いくつありますか？○先生答えてー」
「７つ」
「で、何と何？」
「・・・（いろいろ言っていたがわからん）」
「自分で７つって言ったやろう？はい答えてー」

あ～あ、こりゃ、７つ答えるまで帰らせてもらえんな、たぶん。

で、答えは・・・。

前頭骨（ぜんとうこつ）、頬骨（きょうこつ）、篩骨（しこつ）、蝶形骨（ちょうけいこつ）、涙骨（るいこつ）、上顎骨（じょうがくこつ）、口蓋骨（こうがいこつ）。


私自身、こういった勉強をしていないし、職業も全くの門外漢なので、こんな事聞かれてもわからないよ。

だから、調べた。

でも・・・覚えているかと言えば、たぶん・・・忘れる・・・。


診察室に入り、先生が手の甲を触る。
「う～ん、腰も触ったら、肩もひどくなりそうやしねぇ・・・」
「先生」
「ん？」
「やっぱり、この前、熱がありました」
「そうやろ？」

・・・なんだか全部、お見通しってことか・・・。