晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

軽い微笑み

2009-03-28 22:30:51 | 腰痛日記
昼、整骨院に行く。
正直、腰がもたなくなってしまった。
風邪もつらいが、昨日の「あの姿勢」でのウトウトと、長時間の運転と会議は、相当身体に負担をかけた。

若い鍼灸師さんから、鍼を打ってもらう。
「疲れて・・・ますよね?」
「はい・・・」
「こことここですよね?」
「はい・・・」

あー、なにも言わずに、私の状態をわかってくれるのって、楽というかなんというか。
心地よく、鍼の感触が身体を走る。

「実は、息子がね・・・(以下略)」
「え~!!、じゃぁ、全然寝てないでしょう?」
「はい。ほとんど寝られなかった・・・」
「きつかったでしょう?」
「はい・・・」


その会話を聞いたか聞いてないか、矯正をしてもらうときの院長の言葉が・・・。

「ハッピーホリデーやねぇ♪」

・・・ナニがハッピーだ。

「それどころやなかったんよっ」

いろいろ、これまでの様子を院長に話した。

「なにか因果関係があるんじゃない?」

院長も、いろんなことを話していた。
ちょうど私が最後の患者だったようで、先生が最近読んでいる本のことを教えてもらった。

「この本にもね、おもしろいこと書いてあるよ」
「ふーん」
「みせてあげるね」

・・・で、見せてもらった。

かなり分厚い本だったが、病気やら体調不良やら、その他諸々の因果関係などを、わかりやすく書いてあるものだった。

「へー」

・・・・なんか、それしか言いようがないな・・・・。

でも、先生は、すごくこの本がおもしろい!と、嬉しそうに話していた。

「まぁ、○くん(若いスタッフ)には、読ませない♪」

ちらっと、そのスタッフを見たら、はぁ??って恨めしそうな顔をしていた。
それがミョーにおかしくて・・・。

会計を済ませ、院を出ようとしたら、その若いスタッフから声を掛けられた。

「りあらさん、大変ですね」
「ええ・・・。まぁ、子どもの事ですしね」
「お大事にしてください」
「ありがとう」
「お子さんにもよろしくお伝えください」
「ふふっ、ありがとう」

彼は、ずっとこっちを向いていた。

穏やかなその微笑み、院長の楽しそうに話す様子、なんとなくだが・・・。

私は・・・。

表現しにくいが、間接的になんだろう、彼らから元気をもらった気がする。


そして今日も

2009-03-28 22:07:16 | 日常生活
朝、いつもの時間に目が覚めるが、とても起き上がれず、そのまま布団に撃沈。
気がついたら、9時になっていた。

隣で寝ている息子を見る。
まだよろしくないようで、息子を起こして、またまたS医院に。
夫も不在なので、娘も同伴。

「ああ、夜中、救命センターに行ったんですね」
「はい」

S医院で、昨日(というか今日)の様子を話す。

「どうでした?」
「その後、なんとか落ち着いたみたいですけど、まだ吐き気も残っているようで・・・」
「昨日、血液検査をしたんですけどね」
「はい。弟から聞きました」
「でも、大きな異常がないんですよ」
「え?」
「炎症を起こしていたりとか、腎臓や肝臓も異常な数値は出てないんです」
「はぁ・・・」
「レントゲン撮りましょう。その後、また点滴打ちましょう」
「はい」

・・・はぁ・・・・レントゲンか、今度は。

息子がレントゲン室に。

「なにか、精神的に嫌なことがあっているとか、心当たりはないですか?」
「・・いや・・・思い当たることは、ないんですけどね・・・」
「う~ん。あまりにも嘔吐だけにしては、症状が長いですしね・・・。このまま検査で異常もなければ、紹介状を書きますので、飯塚病院に行って見てください」
「はい」

学校があっている最中ならまだしも、今は春休み期間中だし。
友達とも、大きなトラブルはないし、成績も悪くない。

・・・何を悩んでいる??

・・・もしかして、私の仕事とか??


レントゲン撮影後、また点滴。


・・・これも2時間。


「お母さん、具合どうですか?」
看護師さんから話しかけられる。

私も投薬治療中なんだよね、ホントは。

「はい。なかなか休めません」
「そうですよねぇ・・・お母さんも大変ですよね・・・」


点滴を打ちながら、息子はしばらく寝ていた。

先生から呼ばれ、診察室に。

「レントゲンなんですけど、やっぱり異常はないんですよ」
「はぁ・・・」
「腸閉塞や腸重積もないし、肺も異常ないですし」

レントゲンで見た息子の内臓は・・・。

何も食べてないので、見事になんにも写らなかった・・・。


「明日、ここ(S医院)が、当直医なんで開いているんですよ。だから明日来てください」
「はい」


点滴終了後、自宅に。

息子、まだボーッとした状態。

あまりいいわけではないが、それでも「点滴を打ったからマシ」と言えるぐらいの状態。



帰宅したら1時近く。
朝から何も食べてないので、遅めの食事。


深夜の救命救急

2009-03-28 21:38:39 | 日常生活
日付が変わって・・・。

ちょうど風呂から上がって、髪の毛を乾かしていた。
そろそろ寝ようか?と思った時、へろへろになりながら、本当に辛そうに息子が2階から降りてきた。

「お母さん・・・点滴打って・・・もうダメ・・・病院連れてって・・・」
「ええ??」
「お母さん・・・」

泣き出しそうだが、脱水症状を起こした息子は、もう涙すら出ない。
でも、今日(正確には昨日)も点滴を打ってるし・・・朝まで待てないかな・・・・。

「お母さん・・・」
「うん!わかった!今から、救命センターに行くよ!」

半乾きの髪の毛に、そのままパジャマから服に着替えて、ジャケットを羽織る。

寝そうになっていた夫に、救急救命に連れて行くことを伝え、そのまま車に。

病院に着いたら、深夜1時前だった。
とても寒くて、吐く息が白い。
駐車場から、息子を支えるように、病院内に連れて行く。

受付を済ませ、しばらく待合室に。
30分近く待っただろうか?
名前を呼ばれ、看護師さんに容態を伝える。

またしばらく待つ。

その間、2回嘔吐。

再び名前を呼ばれ、やっと診察室に。

「どうしました?」
「嘔吐が・・・(以下略)」
「今日も点滴を打ったんですね」
「はい」

先生に症状を伝える。

「おなかの動きが悪い様子もないですし・・・」
「はい」
「明日、またS医院に受診してください。血液検査の結果も出ているでしょうし」
「はい」
「時間はありますか?」
「はい」
「点滴打ちましょう」

・・・結局、ここでも点滴を打つことになった。

私だけ診察室から出て、息子が点滴の準備をしているようだった。
きちんと本人に名前を言わせて(本院確認のため)腕をまくっていた。


点滴も打ち、ベッドに移動。
他にも患者さんが数名休んでいた。

私は、息子が横になっているベッドの脇で、看護師さんが用意してくれた椅子に座ってじっとしていた。

・・・ひたすら2時間・・・

ウトウトしていたが、明るい院内だし、身体も横になってないので、完全に寝入ることない状態が続く。

午前3時半頃、ようやく点滴も終了した。

息子は、点滴が効いたのか、すっかり寝入ってしまったようで、かなり表情は落ち着いていた。

「もう今日は大丈夫かな?」
「はい」
「明日、また受診してください」
「はい。ありがとうございました」

会計を済ませ、ボーーっとした息子の手を引き、駐車場に戻る。

まだ夜明け前の道路は、ほとんど車もなく、朝刊を配るバイクとすれ違う。

帰宅したら午前4時前。
息子はそのまま寝室に、私は着替えて、ようやく床につく・・・。


 4月2日追記