テーブルの上

晴れ。

今日も相変わらずドタバタとした一日。
子ども達が登校し、私も食事を摂り、後片付けをしようとテーブルの上を見ると・・・。

・・・なんか動いている？？

よーーーーく見ると、野菜やら果物についている、なんかの幼虫だった。

うわっ！！なんでこんなところに！！

この手の虫（に限らない）が、苦手な私は、一瞬ひるんだ。

大きさは小指の爪程度なので、そこまで大きくはないが、だから今、気がついたのだろう。

・・・ちょっと、なんで？？

しばらく考え込む。

朝、子ども達にりんご（王林）を出した。
皮をむいたときかな？？

残ったりんごを一つ一つ見てみるが、虫がいたような形跡はない。
考えたら、皮をむいた後、全部塩水につけているので、虫がいたら解るはずだ。

じゃぁ・・・なに？？


・・・ふと見ると、テーブルの上に、昨日娘が学校で作ってきた「ドングリのペンダント」があった・

もしかして・・・。

そのドングリを手に取ると・・・・案の定、穴が空いていた。

そのドングリには、すでにニスも塗られていて、綺麗にペンダントにされていたのに・・・。


まぁ、とにかくドングリから出て来たことが解り、ちょっと胸をなで下ろした・・・と同時に「子ども達が（特に娘）が気がつかなくてよかった～」と。


帰宅した娘に、この話をしたら、相当ショックだったようで涙をポロポロ流しながら泣き出した。

「あ～～、せっかく綺麗なドングリを選んだのに・・・」
「虫さんもそのドングリが綺麗だったからよ」
「あ～～～」


どう慰めたらいいのやら・・・。


結局、そのドングリのペンダントは、私が引き取って、車の中に飾ることにした。


それにしても、こんなことってあるんだね。

ちょっとオドロキの出来事だった。