日没前

真夏の西の空。
日没前。

見事な「天使の梯子」。

出口はどこ？

午前中、事務所で仕事。

相当疲れ果てていたし、腰も背中もつらかったので、夕食の準備をした後、整骨院に行った。

鍼を打ってもらったが、場所によっては結構痛い。

「夏休み、まだ半分しか終わってないし」
「子ども達から見たら、もう半分終わった～じゃない？」

・・・。

・・・あの２人は満喫しているだろうが、私はたまらんぜよ。
まったく、先生、子ども達から見た視点なんてどうでもいい！って。

だいたい先生は、ぱっと見た感じ、背も高いし「虫も殺さないような優男」なのだが、実は握力けっこう強いし、こそっときついこと言うし。
なんと言うか、ギャップはある。

「どっか、逃亡したら？」
「博物館に行きたい」
「博物館？」
「鑑真和上展に行きたい」
「よくわからん」

もっとも、生きている世界が全然違うから、興味ないだろうな。

「博物館って、歴史資料館？」
「いや、福岡タワーの近くのやつ」
「ああ、人体の不思議展があってた所か！」
「そうそう」

・・・ていうか、やっぱり興味はそっちか・・・。


鑑真和上展にしろ、今回も行けるかどうか・・・。
長いこと、美術館や博物館に、足を運んでいない。
自分のこと、ここんとこずっと後回しだな。
耐えるときなのだろうけど、出口が見えなくて、どこかでもがいている。


ふと我に返る。

鍼を抜き、先生が背中を消毒している。

「汗かいてるね～」

・・・そんなとこ、見なくていいって。

スキン変更

飯塚納涼花火大会があわただしく終わったので、またテンプレートを変更しました。
今回は「大人の休日」というタイトルがついていました・・・。

オトナの休日・・・

満喫したい・・・。

最後の手段？？

溶けるというか、焦げるというか、恐ろしく暑い一日。

ここ最近、寝不足からくる体調不良で、食欲も落ちている。
この前「これじゃいかん！！」と「鰹のたたき」「豚肉とピーマンの炒め物」「ジャガイモとインゲンのそぼろ煮」「味噌汁」を食べたら、おなかが痛くなってきた。

夜も、ひどいときには１～２時間おきに目が覚める。
へんな格好で寝ているから、腰やら背中やらいっつも痛い。

子ども達は、朝からうるさい。

諸事情で、今はプールに連れて行けない。

とうとう、栄養ドリンクを飲んでしまった・・・。
そうでもしないと、身体がついてこない。
いくら気持ちで身体を引っ張ろうとしても、無理無理。

目の前の３人組（１人は日中いないが）を見ているだけでイライラする（時もある）。

夏休み・・・まだ半分以上もあるんだ・・・orz

２学期が始まったらゆっくりできるかと言えば、９月の予定は、もう半分は埋まっちゃってるし。

そして、昨年の二の舞に・・・は、させない！！

晴天・曇天・稲妻・土砂降り・・・そして虹。

午前中、会議。
いよいよつどいについて、本格的な提案が始まった。
私も、このつどいで最後。
きちっと引き継いで、私がいなくなった後も大丈夫！と言うような、そんな状態にしたい。

試食は、夏休みだから子ども達も一緒に食べられるようにと、カレーライスを作った。
甘口と中辛の食べ比べも兼ねてみる。


午前中、鮮やかな青空の下、たくさん洗濯物を干した。
帰宅したら、きれいに乾いていたので、取り込むことに。
というのも、なんとなくではあるが、雲行きが次第に怪しくなってきたのだ。

そして夕方。
どこからともなく雷鳴が。

雷鳴も半端なく大きな音で、窓ガラスに触れるとビリビリと震動が伝わってくる。
しかも、稲妻も凄かった・・・。
久しぶりに、あれだけの稲妻を見たが、「決して触れてはならない、禁断の美しさ」というのか、「恐ろしいけど美しい」というのか、何とも言えない気分になる。
もちろん、雷は怖いので、落ちて欲しくないのだが・・・。

雨も土砂降り。
横殴りの雨が、地面や屋根をたたきつける。

次第に雨も雷鳴も遠ざかる。

夕食の準備に取りかかり、茹でた冷やし中華の麺を皿に盛ろうとしたときだった。
東の空が、きれいなオレンジとピンクに染まる。

「ああ、夕焼けかなぁ・・・」

ふと窓を開けてびっくり！！

東の空に、大きな虹が二重に架かっていた。

「ちょっとー！！虹が出てるよー！！」
子ども達を呼ぶと、二人とも慌ててやってきた。

急いで携帯電話を持って外に出る。

「うわー！！きれいー！！こんなにきれいな虹、久しぶりに見たねー！」

写真を撮る。

土砂降りだった夕立のおかげか、あたりはひんやりと心地よい。

まさに、今日は「夏」の一日・・・。

写真は、「稲妻」「虹」「虹の反対側の西の空」