貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

スパイダーマン・・・。

2010年09月02日 | 日記・エッセイ・コラム

暑い・・・・。暑さ寒さも彼岸までと言うが、あと約2週間も続くのかと思うとうんざりする。勤務時間が1時間早くなった私は、優雅な朝の時間を満喫しているが、蒼ざめるのは給料日なのだ。まだ研修期間中は、基本的な仕事を覚えるのが先決と言う訳で、地道な作業に従事している。

何を隠そう私は「スパイダーマン」なのだ。「驚いたか? ワッハッハッ・・・・」と言っても誰も相手にしてくれない・・・。このセリフ聞いて逃げ出す奴もいない。恥ずかしくて口には到底出せないのだ。つまりは、蜘蛛を相手に格闘する事から修業の道が始まったのです。

先輩から「今日からの仕事は蜘蛛の巣取りです」と言われ「ハイ」と素直に返事する初日。道具は「伸び縮みするほうき」とでも言えば分かり易いだろうか。「柄を伸ばせは高い所でもお掃除が楽です」と言う便利な代物を持ち「いざ、戦闘開始」ときたもんだ。

「蜘蛛の巣を取るだけでダメなので、蜘蛛も殺して下さい」と言われ「そんな殺生な・・・」と良心のかけらが痛む。

「何とか共存は出来ないんでしょうか? お代官様」と心の中で懇願するけれど。

「朝蜘蛛は殺したくないよな~・・・」なんて言おうものなら、どうなるか分からないので、余計な事は言わないでおこう。

「殺さないと同じことの繰り返しです」と言う返事は分かっているけれど。

「よく見るとゲージツ的なんですよ~。蜘蛛の巣は・・・」なんて言える訳も無く。

見つけてはほうきで払う作業の繰り返し。敵もさるもの、壊されたゲージツを次の日まで完璧に作り直してくる。それも違う場所に・・・。頭が下がる思いだが、こっちも初日に「蜘蛛の巣の取り残し」を指摘されている為、真剣なのだ。まるでイタチごっこ。「こっちも仕事だ」と割り切り、ムキになるがまだ一匹も殺生していない。でも、時間の問題は明らかだ。

今日もやってきました。蜘蛛の巣取り。

「スパイダーマン参上」

今朝も6時30分起床、昨夜も寝苦しかった・・・。

BIFINAプチ・トロワ(トラベルセット)

コメント
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