前の事件からそのまま続き。
コナンと平次は、いまさら取って付けたように世良を警戒。
これ以上は扱いきれないからか。このキャラを。作者が。
この度の主要な事件は、あくまでプロバビリティ(蓋然性)に委ねられている。
「ジャストロー錯視」や「ゲシュタルト崩壊」などの
変わった単語を使うという目的ありきで話を創った印象だ。
序盤で描かれた「消えた死体」も、実のところは運任せ。
もし和葉たちが現場に不法侵入してなかったら虚しすぎるぞ犯人。
なお、純粋にミステリとして考えると、
第1話で描かれるべき伏線が第5話でいきなり明かされるのが、
やはりアンフェアに感じる。
連載初期の頃だったら、人々がトイレに立ってる描写、
さり気なく入れてるだろうと思うんだな。
そしてやっぱり、人死にの真っ最中に突如として乱入する恋愛ネタ。
相変わらず不実なわがままを振りかざしてる蘭がまず悪いが。
そんな蘭に引きずられて告白する和葉も和葉、
そんな和葉を無視してコナンを嗤う平次も平次。
どっちもどっちの似た者同士は、ある種お似合い。
「いい加減にしてください! 人が一人亡くなってるんですよ!?」(by米原桜子)
という常識論が貴重に輝く、何とも異様な世界である。
それでは。また次回。
コナンと平次は、いまさら取って付けたように世良を警戒。
これ以上は扱いきれないからか。このキャラを。作者が。
この度の主要な事件は、あくまでプロバビリティ(蓋然性)に委ねられている。
「ジャストロー錯視」や「ゲシュタルト崩壊」などの
変わった単語を使うという目的ありきで話を創った印象だ。
序盤で描かれた「消えた死体」も、実のところは運任せ。
もし和葉たちが現場に不法侵入してなかったら虚しすぎるぞ犯人。
なお、純粋にミステリとして考えると、
第1話で描かれるべき伏線が第5話でいきなり明かされるのが、
やはりアンフェアに感じる。
連載初期の頃だったら、人々がトイレに立ってる描写、
さり気なく入れてるだろうと思うんだな。
そしてやっぱり、人死にの真っ最中に突如として乱入する恋愛ネタ。
相変わらず不実なわがままを振りかざしてる蘭がまず悪いが。
そんな蘭に引きずられて告白する和葉も和葉、
そんな和葉を無視してコナンを嗤う平次も平次。
どっちもどっちの似た者同士は、ある種お似合い。
「いい加減にしてください! 人が一人亡くなってるんですよ!?」(by米原桜子)
という常識論が貴重に輝く、何とも異様な世界である。
それでは。また次回。