リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

241. 郵便が無事に届いているようです。

2020年12月06日 | 日記

▶郵便が届いたという連絡が入り始めました。

 


フランクフルトのルースが送ってくれた今年のアドヴェントクランツの写真

 

▶ここ数日、毎日のようにドイツから数通のメールが届きます。

 それは、11月17日に発送した第四巻『完・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち』と、ささやかなプレゼントが届き始めたからなのです。彼らの感想は今のところ大変好評で、特にたくさんの素敵な写真を提供してくださったマティアス・ヴェニガーさん(「刊行に寄せて」を書いてくださったバイエルン国立博物館の博士)がとても喜んでくださったのが嬉しい反応でした。ご自分の写真頁については全く触れられていないので心配しましたが、私の方から「いかがだったでしょうか? 私は素敵にできたと気に入っているのですが、遠慮のないところをお知らせください」と返信したところ、「いや、あなたの写真に目を奪われてそちらに集中してしまいました。私の写真頁も良くできていて嬉しく思っていますよ」とのお返事をいただきました。まぁ、仮に少し気に入らないところがあってもなかなか言いにくいことかとは思いますが、ホッとしました。

 ヴェニガーさんは、なぜか、私の写真の視点が独特でとても素晴らしいと言ってくださいます。一度どのように独特なのかと聞いてみたのですが、「とにかく独特なんですよ」としかお返事くださいませんでした。どう独特なのか、不思議です。

 

 いずれにしても郵便事情が悪いため、例年より早めに荷物を送り出したことと、SAL便がなくて航空便で送ったことが重なり、いつもよりずっと早い到着となったようです。何人かの友人は、「クリスマスツリーの下に置いてあるのよ。クリスマスに皆と一緒に開きます」と書いてくれました。さすがはドイツ、コロナ禍でもちゃんとクリスマスツリーを飾り、アドベントクランツを手作りして静かに毎日を過ごすのですね。2016年の冬、一人、ヴュルツブルクのアパートでアドベントクランツに蝋燭をともした日々を思い出しました。

 


2016年 ヴュルツブルクのアパートで、大家さんが作って届けてくださったアドヴェントクランツに火をともしました。

 

▶夫の図書館速報も度々。

 連れ合いの三津夫は私の新刊本がどの図書館に入っているのか、早速調べ始めて時々報告してくれます。まだそれほど多くはありませんが、東京都の図書館には既に11館ほど入っていると聞いて驚きました。自分でも調べてみようと思ったのですが、なかなかうまくスタートができません。何かが違って限られた地域の図書館を選ぶ画面になってしまいます。三津夫に調べ方を教えてもらったところ、ちょっとしたクリック箇所の違いで目的のページに行けることがわかりました。これで調べて一覧を作ることにします。

 なお、『完・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち』を三津夫がアマゾンプレイスの本屋さん、「猫家族」でも取り扱いを始めました。書店よりも安くお手に入りますので、ご希望の方は検索してみてくださいね。高くて買うにはちょっと…と思われる方、是非お近くの図書館に要望を出してみてくださいませ。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2020  Midori FUKUDA

コメント
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