物語文でいきなり対比を扱うことはしない。
まず、練習として対比とは何かを子どもたちに理解させる必要がある。
方法は様々あるが、こんなやり方もある。
1 黒板に「夏⇔冬」と書く。
2 発問 この⇔の意味は何だと思いますか。
・反対の意味
・違いがあるという意味
・時期的に向かい合わせという意味
3 説明 「12月⇔1月」12月と1月の違いを考えてみよう。
4 発問 〇12月は〇〇……で、1月は〇〇……
1年の終わり ⇔ 1年の初め
クリスマスがある ⇔ お正月がある
プレゼントがもらえる ⇔ お年玉がもらえる
クリスマスリースをかざる ⇔ 門松をかざる
ケーキを食べる ⇔ おもちを食べる
一年の反省をする ⇔ 新年の目標をたてる
除夜の鐘 ⇔ 初詣
年末セール ⇔ 初売りセール
5 発問 さらに問題です。
「八月⇔12月」の意味を比べてみよう。
クーラーを使う ⇔ ストーブを使う
半袖 ⇔ 長袖
Tシャツ ⇔ ジャンパー
かき氷 ⇔ お汁粉
冷やし中華 ⇔ ラーメン
海水浴 ⇔ スキー
6 説明 〇「⇔」は「対比」を表していますが、このように単純に反対と言う意味ではなく、「ちがいを比べる」という意味です。
7 説明 このように意味のちがいを比べることを対比といいます。
詩や物語の中にも、対比されているものがたくさんあります。
でも、自分のこじつけで探してはいけません。
「これはわざと作者が言葉をくらべさせている」
と思える言葉を探すことが大事です。
saitani
まず、練習として対比とは何かを子どもたちに理解させる必要がある。
方法は様々あるが、こんなやり方もある。
1 黒板に「夏⇔冬」と書く。
2 発問 この⇔の意味は何だと思いますか。
・反対の意味
・違いがあるという意味
・時期的に向かい合わせという意味
3 説明 「12月⇔1月」12月と1月の違いを考えてみよう。
4 発問 〇12月は〇〇……で、1月は〇〇……
1年の終わり ⇔ 1年の初め
クリスマスがある ⇔ お正月がある
プレゼントがもらえる ⇔ お年玉がもらえる
クリスマスリースをかざる ⇔ 門松をかざる
ケーキを食べる ⇔ おもちを食べる
一年の反省をする ⇔ 新年の目標をたてる
除夜の鐘 ⇔ 初詣
年末セール ⇔ 初売りセール
5 発問 さらに問題です。
「八月⇔12月」の意味を比べてみよう。
クーラーを使う ⇔ ストーブを使う
半袖 ⇔ 長袖
Tシャツ ⇔ ジャンパー
かき氷 ⇔ お汁粉
冷やし中華 ⇔ ラーメン
海水浴 ⇔ スキー
6 説明 〇「⇔」は「対比」を表していますが、このように単純に反対と言う意味ではなく、「ちがいを比べる」という意味です。
7 説明 このように意味のちがいを比べることを対比といいます。
詩や物語の中にも、対比されているものがたくさんあります。
でも、自分のこじつけで探してはいけません。
「これはわざと作者が言葉をくらべさせている」
と思える言葉を探すことが大事です。
saitani