飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

1年生 国語科 おおきなかぶ 群読指導

2024年07月17日 05時14分23秒 | 国語科
1年生 国語科 「おおきなかぶ」の群読指導。

1 発問 「うんとこしょ どっこいしょ」は何回出てきますか。
  ・6回

2 指示 その6回に、①②③④⑤⑥と番号をつけましょう。

3 発問 ①の「うんとこしょ どっこいしょ」と②とでは、どちらを大きく読みますか。
     ・②です。

4 発問 正解です。
     その理由が言える人はいますか。
     ・①はおじいさん一人で言っているが、②はおじいさんとおばあさんの二人で言っているから。

5 発問 ②と③でどちらを大きく言いますか。
     また、その理由は何ですか。
     ・③です。なぜなら、おじいさんとおばあさん、そして孫の三人で言っているからです。

6 説明 ④でいぬ、⑤でねこ、⑥でねずみが加わるので、だんだん大きく読みます。
     このようなだんだん大きく読む読み方を昇調と言います。

7 説明 二人以上の人で読むことを群読と言います。

8 発問 おじいさんとおばあさんの部分はどのようによみわけたらよいでしょうか。
     次の三つの分です。
     ①おじいさんはおばあさんをよんできました。
     ②かぶをおじいさんがひっぱって、おじいさんをおばあさんをひっぱって、「うんとこしょ どっこいしょ」
     ③それでも、かぶはぬけません。
     ・①おじいさん一人
     ・②おじいさんとおばあさんの二人
     ・③おじいさん一人
     ※絶対的ではないがモデルとして。

9 指示 次のまご、いぬ、ねこ、ねずみも同様にして読んでいきます。
     真ん中の部分のセリフを群読します。

     ①おばあさんはまごをよんできました。
     ②かぶをおじいさんがひっぱって、おじいさんをおばあさんがひっぱっておばあさんをまごがひっぱって、
      「うんとこしょ どっこいしょ」
     ③やっぱり、かぶはぬけません。
     ・①おばあさん一人
     ・②おじいさん+おばあさん+まご+かけごえは3人で
     ・③おばあさん一人
     ※おなじパターンで群読をする。

10 発問 ⑥の「うんとこしょ どっこいしょ」のあとに間があいています。
     なぜだと思いますか。
     ・最後は全員でひっぱってもなかなか抜けなく、時間をかけてじっくり引っ張ったことがわかる。
      だから、ここは間をとって最後のセリフを言う必要がある。

11 指示 最後の「とうとうかぶはぬけました」のあとに「やったぁ」をつけ加えます。
     教科書に書き加えてください。
     これは全員で読みます。

12 指示 それでは群読をします。
     6人グループをつくります。
     登場人物6人をそれぞれ決めます。
     全員の役をやってもらいますから、とりあえず番号をきめてください。
     スタートのところはおじいさん役の子がよみます。
     ※班ごと練習をする。  
      全部の役を輪番でおこなう。

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