飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

ツールド東北2022

2022年09月19日 10時28分28秒 | 趣味
令和4年9月18日、日曜日、ツールド東北に参加した。
念願だった夢が叶い、感慨もひとしおだ。
新型コロナの影響でここ3年間は全面開催は中止となり、3年ぶりの開催となる。
参加ライダーも心待ちにしていたことと思うが、地元の方たちもこの日をまっていらしたことと思う。
参加ライダーの数を制限するため、参加は抽選となって、結構厳しいことは知っていたが、先輩ライダーとペアで申し込んだ応募はラッキーにも当選することができて、本番を迎えた。

修学旅行前のこどものような心境で、忘れ物がないか何度もチェックした。
石巻までは片道540kmもあり、これまでも運転履歴でもこんな長い距離を走ったことはなかった。
しかし、高速道路がどこも整備されているのでそれほどの疲労感はなかった。
三連休の初日ということもあり予定よりもだいぶ遅れて、15:30頃メイン会場であるセイホクパーク石巻に到着。
会場は本番に向けての準備はすべて整い、ゲートの下に立つと高揚感を覚えた。
明日は、ここを1500人のライダーたちがそれぞれの思いをもってスタートする。

日もくれかけてきたので夕食に向かう。
石巻の名物はたくさんあるが、その中でもはらこ飯というのがある。
これを食べたいと思い、車で20分くらいのところにある湖月亭に向かう。
開店してすぐということもあり、一番乗りだった。
ここのはらこ飯は、釜飯方式でとてもおいしかった。
鮭の身の上にいくらがのったものだか、よく出汁もきいていて美味しかった。

夕食がすんだあと、宿に向かう。
石巻市街のホテルは、随分と前から予約で一杯でとれなかったため、車で30分くらい離れている登米市ないにホテルをとった。
明日に備えて、早めに就寝。

朝5時にホテルを出て、セイホクパーク石巻に向かう。
健康観察、ロードバイクのチェックを受けてゲートに並ぶ。
7時30分スタート、内陸を抜けて女川の港に出る。
素晴らしい海岸線が続く。
できている建物はほとんど新しい、
空き地も多い。
沿道では、地域の方々声を限りに応援の声をかけてください。
本当にありがたい。
4つあるエイドで出された、女川汁、めかぶうに、シーフードカレー、焼きホタテどれも本当に美味しかった。
運営のあたる方々の笑顔も力になる。
「おかえりなさい」と一人ひとりに声をかけてくださる。
誘導も本当に丁寧だ。
温かい気持ちになった。
折返しの神割崎までのアップダウンには悩まされて、帰りの向かい風には足を削られた。
しかし、多くの見ず知らずの仲間達と一緒に走るこういったイベントも本当に心温まる。
参加者の会話から聞こえてきた。
「いつも坂を登るのは苦しいことばかりだけど、みんなと登るとなぜが楽しい」
これもグループライドの楽しみだ。

多くの元気と活力をもらったツールド東北2022。
来年も是非参加したいと強く思った。
また、来年来ると心に誓って石巻を後にした。

saitani

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