漢字は丸ごと覚えなければ、覚えられない。
多くの人はそう思っている。
自分もそう考えている頃もあった。
しかし、以前つがわ式漢字記憶法を知り、その定説は必ずしも正しいと言えないことを感じた。
このつがわ式漢字記憶法は漢字の一部をしっかり覚えることで、そのすべてが覚えられる方法である。
その方法論は次にようになっている。
「薔薇」という言葉を例に手順を考える。
◆まず、「薔薇」の漢字の構成(作り)を理解する。
1.薔薇は植物なので、両方に草かんむりがある。
(これで、草かんむりは忘れない。)
2.薔薇の「薔 (ば)」のつくりは、「草かんむり」の下は、「土(つち)」に「人(ひと)」、「人(ひと)」、その下は「回る」で作られている。
3.薔薇の「薇(ら)」は、草かんむりの下は、「行にんべん」+「山」+「一(よこぼう)」+「π(パイ)」+「教の右」で作られている。
微生物の微に似ているが、真ん中に「−」の横棒1本が多いと理解し、
4.メモに写した「薔」の「土の人人」のところを、赤〇で囲う。
そして、そこだけ、土に人人と、覚える。
4.薇(ら)の方は、真ん中の山の下の横棒1本を赤〇で囲み、そこだけ覚える。
5.赤〇をつけた後は、すかさず、写した「薔薇」の漢字を隠してください。
6.そして、薔薇の漢字を書き出す。
※本当に一度も繰り返さず、覚えにくいものが覚えられたと思う。
10分後、テストしてみる。
〇をつけたところを思い出すだけで、いつでも、スラスラと薔薇がかける。
つまり、忘れない覚え方になっている。
◆ネットで「世界一難しい漢字」と検索すると、出てくる「びゃん」。
漢字の本場中国で、1000回繰り返しても覚えられないといわれている。
「びゃん」という、1字で54画の漢字。
1.まず、メモ用紙にビャンの漢字を大きく写す。
2.漢字のつくりを理解する。
①:赤〇をつけた「言」(げん)だけ覚える。
②:「言」の上に、穴(あな)
③:「言」の下に、馬(うま)
④:「言」の両横に、糸へんの上だけ。
⑤:「馬」の両横に長(なが)、その下が心。
⑥:両脇に月とり。
⑦:最後は「しんにょう」と理解し、
3.覚えるのは、真ん中の「言(げん)」だけ。
4.理解した後は、ビャンの漢字を手などで、すかさずかくす。
その時、一度でもチラ見しないようにする。
5.間違えても、思い出せなくても、その部分だけ残して、書き出す。
6.万が一書けない場合は、赤〇のそこだけ見て、覚え直す。
一度で覚えられなくても、思い出せなかった部分、一度思い出して、もう一度、「〇をつけた部分から、どこに何がある」と理解し直して、
漢字をかくして、書き出す。
7.そして、10分後、1時間後、テストしてみる。
saitani
多くの人はそう思っている。
自分もそう考えている頃もあった。
しかし、以前つがわ式漢字記憶法を知り、その定説は必ずしも正しいと言えないことを感じた。
このつがわ式漢字記憶法は漢字の一部をしっかり覚えることで、そのすべてが覚えられる方法である。
その方法論は次にようになっている。
「薔薇」という言葉を例に手順を考える。
◆まず、「薔薇」の漢字の構成(作り)を理解する。
1.薔薇は植物なので、両方に草かんむりがある。
(これで、草かんむりは忘れない。)
2.薔薇の「薔 (ば)」のつくりは、「草かんむり」の下は、「土(つち)」に「人(ひと)」、「人(ひと)」、その下は「回る」で作られている。
3.薔薇の「薇(ら)」は、草かんむりの下は、「行にんべん」+「山」+「一(よこぼう)」+「π(パイ)」+「教の右」で作られている。
微生物の微に似ているが、真ん中に「−」の横棒1本が多いと理解し、
4.メモに写した「薔」の「土の人人」のところを、赤〇で囲う。
そして、そこだけ、土に人人と、覚える。
4.薇(ら)の方は、真ん中の山の下の横棒1本を赤〇で囲み、そこだけ覚える。
5.赤〇をつけた後は、すかさず、写した「薔薇」の漢字を隠してください。
6.そして、薔薇の漢字を書き出す。
※本当に一度も繰り返さず、覚えにくいものが覚えられたと思う。
10分後、テストしてみる。
〇をつけたところを思い出すだけで、いつでも、スラスラと薔薇がかける。
つまり、忘れない覚え方になっている。
◆ネットで「世界一難しい漢字」と検索すると、出てくる「びゃん」。
漢字の本場中国で、1000回繰り返しても覚えられないといわれている。
「びゃん」という、1字で54画の漢字。
1.まず、メモ用紙にビャンの漢字を大きく写す。
2.漢字のつくりを理解する。
①:赤〇をつけた「言」(げん)だけ覚える。
②:「言」の上に、穴(あな)
③:「言」の下に、馬(うま)
④:「言」の両横に、糸へんの上だけ。
⑤:「馬」の両横に長(なが)、その下が心。
⑥:両脇に月とり。
⑦:最後は「しんにょう」と理解し、
3.覚えるのは、真ん中の「言(げん)」だけ。
4.理解した後は、ビャンの漢字を手などで、すかさずかくす。
その時、一度でもチラ見しないようにする。
5.間違えても、思い出せなくても、その部分だけ残して、書き出す。
6.万が一書けない場合は、赤〇のそこだけ見て、覚え直す。
一度で覚えられなくても、思い出せなかった部分、一度思い出して、もう一度、「〇をつけた部分から、どこに何がある」と理解し直して、
漢字をかくして、書き出す。
7.そして、10分後、1時間後、テストしてみる。
saitani