飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

5年生 国語科「想像力にスイッチを入れよう」

2025年02月15日 05時49分53秒 | 国語科
5年生 国語科「想像力のスイッチを入れよう」実践案

1 通読する。。
①形式段落に番号をふる

2 内容の読み取り
 この文章は、説明文に近い形の文章である。
 その点からすると、構造的には一定のセオリーがあるはず。
 問題提示文と答えの段落、または文章が存在して居なければならない。
 
(1)この文章の中で結論を述べている段落はどこですか。
 ・16段落(最終段落)
 ※このあたりは意見は分かれないだろう。

(2)この答えの段落には二つの文があります。
   前の文と後ろの文ではどちらが大切ですか。
 ・後ろの文です。なぜなら、「想像力のスイッチ」を入れるための方法が書かれているから。

(3)問題提示文を作るとしたらどんな文をつくりますか。
 ・「想像力のスイッチ」を入れるにはどんな人間になることが必要ですか?
   →(答えの文)あたえられた小さなまどから小さい景色をながめるのではなく、自分の想像力でかべを破り、大きな景色をながめて判断でき  る人間になること。

(4)第3段落に「メディア」という言葉があります。
   この「メディア」の意味を別に言い方に変えている部分に線を引きます。
  ・メディア→テレビやインターネット、新聞など、さまざまな手段で世の中の情報を得ている。こうした手段のこと
   ※このように文章の中では、大切なことは「言い換え」という手法を使って繰り返し出てくることを伝える。

(5)第5段落の「このような思い込み」とはどんな思い込みですか。
  ・切り取られた情報だけから全体を判断したことによる思い込み

(6)「想像力のスイッチ」を入れるときに大切なことが書かれている段落はいくつありますか?
 ※難易度をさげるために段落単位で尋ねる。
  最初から文で聞くとまとまらない子も多い。
  ・⑧……結論を急がないこと
  ・⑨……一つ一つの言葉について、『事実かな、印象かな。』と考えてみること
  ・⑪……『他の見方もないかな。』と想像すること
  ・※⑫……伝えていないことについても想像力を働かせること
  ・⑫……その暗がりに『何かかくれているかな。』と想像すること
  ※読み取り注意

(7)この文章には、本題(課題提示文に関すること)とは異なること、関係ないことが書かれている段落があります。
   どこの段落ですか。
  ・⑬……結局Aさんは関係なかったことは本題でない
  ・⑭……だれかが不利益をこうむことは本題に関係ない
  ・⑮……メディアの側も、情報を受け取るあなたの側も、それぞに努力が必要なことは本題に関係ない
  

saitani

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