飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

主体的に学んでいるとはどういうことか

2025年02月16日 05時28分16秒 | 授業論
通知表の季節。
通知表の作業の中でも一番時間がかかるのは所見だろう。
子どもたちの学習や生活の様子を記述することが多いと思うが、どのような観点で評価するという根拠も必要だ。

主体的に学んでいるとはどんな様子を言うのか?
・興味や関心を高めながら学習している。
・見通しをもって学習している。
・自分と結びつけて学習している。
・振り返って次の学習にいかしている。
・粘り強く学習に取り組んでいる。

対話的な学びをしている状態とはどんな様子を言うのか?
・仲間と共に考えを作り上げている。
・仲間と協働して課題を解決している。
・互いの考えを比較することができている。
・思考を多様な表現方法に変換できる。
・自分以外の人物と対話しながらその考え方を手がかりとして学習を進められる。
・多様な表現方法でプレゼンテーションができる。
・多様な情報を収集できる。

深い学びをしている状態とはどんな様子を言うのか?
・思考を反復して行っているか。
・自分の考えを構築できるか。
・自分の思いや考え方を異なる思考や見方と結びつけられるか。
・学習により、新たなものを創り上げられるか。
・学んだ知識技能を活用できるか。
・目標とする知識や技能を的確に習得できているか。
・学んだ知識や技能を他に分かち合うことのできる概念にできるか。

これらの観点に照らし合わせて、子どもたちの学習過程を評価していけば、説明責任もある程度は客観的にはたせる。

saitani

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