5年ぶりに開催された、弦楽器フェア。
昔 野口英世記念館で開催されていた時の雰囲気だった。
こちらの方が、私はほっとする。
弦楽器フェアーが科学技術館に移ってから
楽器を買う人が主役だった 展示会が
弦楽器製作者と業者が集い 懇親を深める展示会に なってきていた感が私はありました
こういう、地味な展示会は、個人的には大好きです。
いつもお世話になっている、ガンさんは、今回たくさんの楽器を持ちこんでいた。
Vn2つ、Va、Vc の4本を持ってきた。
Vnは、ストラドモデルと、見た目がデル・ジェスモデルみたいなモデル。(河辺さんは、ガダニーニモデルと言っていた)
デルジェスモデルは、前日のコンクールで最高音響賞「川畠賞」を受賞していました。
音が、いとも簡単に すっと出る。
更にG線は底を知らない強い音を出すことができる。
他の製作者の楽器、ガンさんのもう一本の楽器と比較するが
楽器の音が違う。
見た目も、なんだか10年20年前のガンさんの雰囲気ではない。
力が良い感じで抜けている雰囲気でした。
あとは、ミュージックプラザの庄司さんの楽器が
弾かなかったけれど、見た雰囲気はとても気になった楽器でした。
河辺さんの弓は
サルトリーっぽいと思っていましたら、
メールで
あの弓は何かのスタイルに寄せて作った訳ではなく
弾いた感触の中に、サルトリーが新作の弓だった頃には、
このような低重心でダウンフォース感のある安定感がする
弓ではなかったのではなかろうか!
と言う私の想像領域での弾き感を込めてみたつもりの一本なのだそうです。
と教えてくれました。
最期に「その様な感触が木内さんにも伝わりましたら嬉しいです!」とありました。
開錠で確認できたのは
弓中から弓先にかけての安定感、乗っかり感がとても良かったことです。
来月 受け取ってから じっくり 試してみようと思います
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