お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

買ってしまった…大変お待たせしました。河辺さん

2024-11-10 20:29:39 | ばよりん

昨日 今日

京橋駅近くの明治屋さんのビルで

2024年弦楽器フェアーが開催されていた。

気になる製作者の方もいて

日曜日の午後行ってきた。

 

入ってすぐガンさんの楽器があり

左手前に 代々木の河辺さんがいた。

河辺さんと

お互い年取ったねーと

話しながら 弓を見る

 

うん ヘッドが小さく かわいらしい

サルトリーをキュートにしたようなスタイル

 

操作性もよく 私が重視する

弓からのインフォメーションが判りやすい

ちょっと重たいかなぁ 跳ね弓が 弓元だと

安定しない

でもそんなことは 他の弓でも普通にあること

 

河辺さんの 弓で 

良いな~

と感じたのは これでおそらく3回目だろう

 

私「これいいね、売り物?」

河辺さん「木内さん 買わない?」

私「今vn弓の在庫は?」

河辺さん「もう1本代々木にある。こっちの方が木内さん向きだと思う。」

私「全体に素敵。細かく言えば、反りの位置とかもう少し中央がいい」

河辺さん「そうすると、ベタッとした弓になりやすい。難しいかな。

こういう反りは近代に多い。ギョームはもっと先に来ているのがある。」

私「知っています。ミルクール系はこんな感じ、パリ系の近代弓はもう少し中央なんだよね。」

河辺さん「今、ビョームスタイルの弓や 、トルテ時代と同じ削り出しの反りの弓も今手がけているんだ。」

私「ビョームデザインはSNSで拝見しましたよ。トルテ時代の作り方の弓は、今の曲げ弓に比べて音が良い印象があります、ただ操作性がオールド弓と同じになるので、一般の人には、受け入れがたいかもね。私も何本か削り出しの弓持っているので、わかります。」

ーー そのあと トマショーさん、ギョームさん、杉藤さんの弓の話をしばらくしてましたーー

私「この弓買いますね。おいくら?。」

河辺さん「これは**万円。買うの?」

私「買わない方がいい?」

河辺さん「いやいや、買うと思っていなかったから」

私「買いたいと思ったら買う。買いたくなければ買わない。河辺さんの弓はいつかは買いたいと思っていたので、買いましょう。お金は今度でいい?手付金いる?」

河辺さん「今日持って帰る?」

私「代金払ってからにする。それじゃ詳しくはメールでやり取りしましょう」

というやりとりがあり 買いました。

 

ためした時間は、30分ぐらい。

でも 良いな 後悔はしないだろうな

ということを確認するには十分でした。

 

材の密度感もあり

ここしばらく 展示会で見た河辺さんの弓の中では

納得できる弓でした。

 

河辺さんは 弓のデザインや作り方に

特徴はあまりなく、常にスタイルにとらわれず

自由に作る人です

ただ基本的な 削る 孔開ける はとても丁寧です。

最近はネームスタンプはフロッグのスライド下に入れてます

見るたび 印象の違う弓を作っておられ

とても面白い 製作者だと思います

 

落ち着いたら また東京に行ったときに

受け取ってこようと思います

 

新たに 弓が増えたことの ご報告でした

 

 

(追伸)

スクリューに彫金をリクエストしたら

「無理 出来ない。僕には無理よ 技術ないし大変だよ」

と丁寧に断られました。

 

 

コメント
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