秋めいてきましたね
やっとエアコン切って窓を開けて気持ち良く過ごせました〜
さてさて、今日は家で映画を観た話しについてです。
自粛期間あれだけ時間があったのに映画は一つも観ませんでした。
娘とのゲーム三昧もそれはそれで楽しかったのですが、せっかくAmazonプライムに入っているので映画も見ようという心境になってきました。
心に余裕がないと映画見る気にならないから良い心境の変化ですね
ひとつめは「ハッピー・デス・デイ」
リンのお友達からのオススメです。
「ハッピー・デス・デイ」は女子大生が殺される誕生日をループしまくるお話し。
分類はホラー映画らしいですが全く違って見えました。
乱れた生活をしてる女子大生は誕生日に殺されます。
殺された!と思ったら、また誕生日の朝 目が覚めます。
え?何これ?デジャブ?なんて思ってるとまた殺されます。
で、また誕生日の朝目が覚めます。
最初は恐怖感や、不安に怯えている女の子がだんだんと「冗談じゃない!誰が殺してるか突き止めてやるわ!」と強く成長していく所がとてもワクワクします
何回も同じ日を繰り返すことで自分の行動を反省したり、人を見る目を養ったり
彼女の成長がメインでホラー部分は「何回も殺される」という部分だけなのでどちらかというとヒューマン映画で、チカラをもらえる映画でした
ふたつめは韓国映画の「パラサイト 半地下の家族」
「パラサイト」は昨年カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。
日本でも話題になりずっと観たかった気になっていました。
社会問題も描かれていてCMでみるより重めなので元気な時にどうぞ〜
韓国の半地下に暮らしている失業してる極貧家族が金持ちの家にパラサイトしていく映画です。
韓国の貧富の差が生々しく描かれています。
パラサイトされるお金持ちのお家はリビングにある大きな窓から青々とした芝生と植木が絵画のように見えてとっても素敵です。
韓流ドラマによく出てくるような大きなお屋敷
反する半地下の家は上階の家のWi-Fiを無断に接続して使ったり
狭くてじっとりしてるような雰囲気が画面からも漂ってきて
アップテンポで小気味良くクスッと笑える所も多いのになんとも言えないじとっとした半地下の雰囲気が全編に漂っています。
見ながら鼻をくんくんとかんでしまう。
臭わない
ケド
なんとなく臭ってこない?
と思うほどです。
怒涛の後半は目が離せませんよー
長澤まさみ・東出昌大・小日向文世の名トリオが映画で戻ってきましたぁ~
天才的詐欺師ダー子とお人よしのボクちゃん、ベテラン詐欺師のリチャードが今回は香港の女帝マフィア ラン・リウが持つ伝説のパープルダイヤを狙う。
ダー子の元カレジェシーこと三浦春馬やTVドラマの一話目に出た赤星こと江口洋介や、ダー子たちの手下 五十嵐も出るよ~
映画化になると聞いて楽しみに待ってました
映画公開に合わせてテレビでスペシャルドラマも放送されました。
TVでも気分良く騙してくれて映画への伏線も見え隠れしてて最高潮に映画観る気満々
さぁ、今回はどんな風に騙してくれるの
キャラメルポップコーンとアイスカフェラテ氷抜きを抱えて準備OK,
ダー子とボクちゃんのやり取りもリチャードの可愛いおっさんぶりも最高
でも、まさかね~
まさか、、、
あっ。。。言いたい。
そこはそうだろうと思ったよ
でも、、そこは あっ。まさか。。。
ってネタバレになるから何にも書けない(笑)
これで映画レビューでいいの?
まあ、いいっか
とりあえず
『目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で何が嘘か…
コンフィデンスマンの世界へようこそ』
テレビドラマを観てた人は2,3倍楽しめると思います~
劇場公開:2018年9月
監督:塚原あゆ子(映画初監督)
キャスト:有村架純
:伊藤健太郎
*あらすじ*
有村架純演じるカズが働く喫茶店『フニクリフニクラ』にはある席に座ると希望通りの時間に戻れるという噂がある。
その噂を聞きつけて今日もお客さんがやってくる。
希望の時間に戻るには守らなくてはいけないルールがいくつかあっていつでもOKなわけではない。
ネタバレになってしまうからあんまり詳しくは書けないけど、タイムトラベルものとしては私はこれが一番好きかも。
一つばらしてしまうと、この映画は過去に戻っても未来は変わらない、のだ。
大抵のタイムトラベルものは過去に戻って未来を変える。
でももし本当にタイムトラベルするとしたら、過去を変えて未来がガラッと変わることの方が後悔が大きいのではないでしょうか。
苦しい事も辛い事も 時が経つと懐かしい思い出になったり笑い話になったり。
そんな事柄が成長をさせてくれたり、人の厚みになったり
つまずきを平らにしてしまったら薄い自分になってしまいそうです(笑)
監督はドラマ『夜行観覧車』『Nのために』『アンナチュラル』などなどの演出を手掛けた塚原あゆ子さん。
今回が映画監督デビュー。
有村架純さんの雰囲気も役どころにぴったりだったし監督の女性らしい優しさが散りばめられた作品となっています。
後半2人でティッシュを何枚か消費しました(笑)
いい映画ですよ~
おススメです
劇場公開:2018年10月
監督:アニーシュ・チャガンティ(劇場映画デビュー作品)
キャスト:ジョン・チョウ
:デブラ・メッシング
:ミシェル・ラー
*あらすじ*
母が亡くなり父子家庭となって2年の女子高校生がある日行方不明となった。
最初は叱った事でへそを曲げて連絡が取れないのかと思ってた父親も本当に行方不明なのだと気が付き彼女が残したPCを調べまくり(超PCに詳しい父親なのだ)娘の友人関係、SNS関係を調べていくうちに、娘の事を何も知らなかったことに気が付く。
特徴は全編PCの画面上で物語が進んでいく映像。
まるでSNSのライブ映像をみてるような不思議な感覚。
映画の中で父親が
『友達』の定義ってなんだ?
という問いかけをする。
PC・スマホが出来てSNSが発達して色んな人間関係が発展してボタン一つで誰とでも繋がれる時代に生きている今の10代20代は『友達』ってどういう人がどんな関係が友達って思っているんだろう。
信じるってことがより難しい時代になったな、と思いました。
だから絶対的に親が味方である必要性を感じる昨今。
決して何でもやってあげる、という事ではなく否定せずに子どもの話しに耳を傾けること。見守ること。
後ろに自分の味方がいるって心強いし安心感があるんだと思う。
その存在が無かったから余計わかる。
それがどれだけ大事なことか。
間違ったことをぶつけられるのも親しかいないし
わがまま言えるのも親だからだし
八つ当たり出来るのも親、だけにして欲しいし(笑)
それは全てなにをやっても許してもらえる無償の愛を持ってる親だからこそ安心してやるのだと思う。
やったこと(そういう愛情を受けた事)がないから想像だけれど
私の子どもたちをみてるとそうなんだろうな、と思う。
いわゆるサンドバッグ役だね。
それで子供たちが外で頑張れるならお金を稼いでくるエプロンをつけたサンドバッグでいて
少しでも子どもの本音を聞けたらな、と思う。
少しでも子どもからスマホを離したいなら
自己中で自虐的でへんてこな会話に付き合うしかない(笑)
そうしたらSNSで知らない人に騙される可能性も低くなる。
向き合って話すしか、信頼を勝ち取る方法ってないんだろうな、と思う。
そんなことを考えさせる映画でした~~