二晩、続けて同じ人の夢を見た。
彼女は、上の息子の同級生のお母さま。
いわゆる、ママ友だ。
その後、一緒にPTAの役員をしたご縁で、より親しくなった。
同年と言うこともあって、親しさは拍車がかかり、旅行なども行く仲に。
親しさに亀裂が入ったのは、彼女のご主人が定年になってからのこと。
私だけでなく、親しかったグループの皆が離れていった。
ご主人は女房を独り占めにしておきたいタイプの方だった。
ご主人の女房愛に私たちは負けたのだ…。
もともと、嫌いで別れたわけではないから、常に、彼女のことは思い出す。
若かったころ、「私、ゆくゆくは透析を受ける身になるの…」と漏らしてた彼女。
離れて行ってからも、年に1度の賀状だけは欠かさずに、お互いの消息は教え合っていた。
数年前に、透析に入った…と、知らせてきた。
ご主人が週に3回、連れて行ってくださるそうだ。
そのご主人とて、もう、84歳。
いつまでも、介護は続けられないだろうに…と思っている。
そんな彼女の夢を続けて二晩も。
胸騒ぎがするが、杞憂に終わればいいのだけれど…。