婆のたわごと♬

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もず(百舌鳥)の母子(?)

2021-06-10 08:35:19 | 日記

「また、親子喧嘩だ! 虐待してるのでは…と、通報されやしないか~?」

と、主人がまじめな顔をして家の中に入ってきた。

家の中にいると聞こえないが、外で庭仕事をしてる主人には、丸聞こえなのだそうだ。

近所の若いママと、小学生のお嬢ちゃんのやり取りだ。

普段は、可愛い子なのだけれど、虫の居所が悪いと、母親に食って掛かる。

母親も、黙っていない。 対等に親子喧嘩が始まるそうだ。

先日は、「行きたくない!」と、泣きながら抗議していたそうな!

ママは、理由も聞かずに、「遅れるでしょう! 早く行きなさい!」と。

あの泣き方は尋常ではない。 もしかして、学校で、いじめに…と、主人は危惧している。

が、他人様がそこまで踏み込むのはおせっかいと言うものだろう…。

 

私は、はるか昔の自分と母を思いやった。

母は、若くして亡くなってしまったが、その短い人生を、太く短く、華々しく生きた人だ。

女性の人としてのたしなみは優れていたし、父の商売の相方としても才を発揮してたし…。

母親としての子供の教育も熱心だったし…。

でも、母の良さが理解でき、尊敬できるようになったのは私が成人してからの話。

それまでは、始終、些細なことで、母とやり合っていた。

それを見てた父が、

「お前らは、まるで百舌だな…」と。

百舌は、キィー、キィ、キッ、キッ、キチキチ…と、甲高い声で鳴いてばかりいるそうな。

父は、母と私との言い合いを百舌に例えたのだろう。

近所のお嬢ちゃんも、きっと、いつか、教育熱心な母親の心根を汲み取ることが出来ることだろう…。

頑張れ❣

 

コメント (1)
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