篤姫番外編－向田邦子さんを偲ぶ

　1981（昭和56）年8月22日，向田邦子さんが台湾の航空機事故で51歳という若さで亡くなって，今年で27年になります。向田さんのエッセイを通じて，その生き方に憧れるファン多く，根強い人気です。
　
　端正な文章，洗練されたセリフまわし、鋭い切り込みと問題意識。その一方，温かく人を見つめる視線。そんな彼女を水上勉さんは「人間を耳のうしろから、ジーツとみつめる独特の視線をおもちの人」と評しました。
　
　彼女は父親の仕事の関係で年少時代の２年間を鹿児島市で過ごし，現在の鹿児島市立山下小学校（当時の鹿児島高等師範学校付属尋常小学校）に通いました。僅かな期間の鹿児島生活でしたが，後年，第２の故郷と言うほど，鹿児島がお気に入りだったようです。親族のはからいもあり，彼女の遺品は篤姫もくらした鹿児島城跡に建つ「かごしま近代文学館」に寄贈され常設展示されています。
　なお，かごしま近代文学館に隣接の黎明舘では，「篤姫展」が開催されています。
　
▼かごしま近代文学館－向田邦子さんに関するイベント
１１月－－
■収蔵品展 「向田邦子と鹿児島」　※仮称（11/14～1/7）
１２月－－
■収蔵品展 「向田邦子と鹿児島」　※仮称（11/14～1/7）
１月
■収蔵品展 「向田邦子と鹿児島」　※仮称（11/14～1/7）

▼アクセス
住所：鹿児島市城山町5番1号
TEL：099-226-7771
・市電（朝日通）・バス（金生町）下車 徒歩7分
・カゴシマシティビュー（西郷銅像前）下車 徒歩3分

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