「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

休養の西武ライオンズ井原監督。教訓-成功体験を捨て去ることが時代対応への道

2014-06-05 22:53:55 | 「身の程」人生

                                          (2014-06-05 12:51:58掲載の第2稿)

>>>休養の西武ライオンズの井原監督。教訓-成功体験を捨て去ることが成功への道

 

   「監督が一度(身を)引けば、いい風が吹くのでは、と考えた」

伊原監督の休養の弁だ。DeNAに1-0で勝った(西武)後の記者会見。この試合を終わった時点で20勝33敗、勝率3割7分7厘、首位オリックスに12.5ゲーム差をつけられての最下位の不振を理由とした。

   この成績は休養しなければならない数字とはいえない。パ・リーグの楽天、セ・リーグのヤクルト、DeNAも似たり寄ったりの成績である。

  メディアの伝えるところによると, 不成績は表向きの理由で、真相は,選手との軋轢にあるという。開幕からわずか2か月ちょっと,53試合目の出来事なのだから、よほど溝がふかまっていたのであろう。

 

西武ライオンズ井原春樹監督が異例の53試合目で休養 2014/6/5

 


 西武 井原監督(クリックすると写真が拡大します。) 


 変革の時代にあっては,過去の成功体験や思い込みを断ち切り、新たな発想でチャレンジしていくことが,ビジネス,私生活を問わず成功への道という。

 休養を発表の西武ライオンズの井原監督。休養の原因として,過去の成功体験への固執があげられる。

 報道によると,井原監督の場合,「休養」といっても,現場復帰のない事実上の解任という。成績不振もさることながら、球団が看過できなかったと思われるのが、伊原監督に対してナインの心が完全に離反していた。

 その主因が「前近代的」な指導、練習法。長い裾のダブダブユニホームやひげを禁止,門限も午後10時に設定。野球以外の部分でも厳しい戒律。今春のキャンプでは,「地に足を着けて土台をつくる」と宣言し,前半は午前、午後で「2部制」のランニングを実施するなどほとんど走り込み。

 こうした指導、練習法は,自らが指揮を執り,2002年にリーグ優勝を果たした「古き時代の強いライオンズを取り戻す」ためだったとする。だが,当時とは選手気質も,そして他球団の戦力・戦術も違う。

 11年前と同様に「鬼軍曹」を貫いたところに,選手に背を向けられ休養に追い込まれるという悲劇が生まれた。

 

 伊原監督休養に関する関連ブログ

選手の離反で休養の西武・井原監督 - 教訓 「世の中の常識は変わりはじめている」

    

                   。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y+


⇒⇒ セブン&アイ [鈴木会長対談] イノベーションの視点   ⇒  過去の成功体験を捨て去ることが新たなイノベーションを生む

                     http://www.7andi.com/company/conversation/109/1.html

『異業種競争戦略』などを通じ、いま進行しているマーケット変化に新たな論点をもってビジネス戦略の創造を提起している内田和成教授。過去の成功体験や思い込みを断ち切り、いかに現在の消費行動の変化をとらえ新たな戦略構築を図るかについてお話をうかがいました。

   
▼ 「成功の復讐」 -早稲田大学ビジネススクール教授 内田 和成氏 - 

私は「成功の復讐」と呼んでいるのですが、過去の成功体験が「良いパラダイム」として組織に染み込んでいると、変化に直面した時、その成功体験に足を引っ張られてしまいます。人の思い込みがいかに根強いものかという事例が、『パラダイムの魔力』という本にあります。ダイバーは水深30~50mほどのところに、バドワイザーの空き缶が落ちていると、特徴のある赤いロゴマークが目立つので、すぐに目に入るというのです。実はそれくらいの水深だと、光の屈折などの関係で赤い色は見えないのですが、ダイバーの頭の中にロゴマークと赤が結びついて刷り込まれているので、見えないはずの色が見えてしまうわけです。それほど人の思い込みは強い。ですから過去の思い込みでマーケットを見ていると、現実を見たいように変えて見てしまう可能性があります。

 

 

産能マネジメントスクール
 -業務マニュアル作成実践セミナー 

 開講日程 第68回 2014年08月25日~26日
第60回 2015年02月05日~06日
 ねらい

1.対象業務の分析から作成といったマニュアル作成の一連の手順を学習する
2.業務のしくみを標準化・明確化するための考え方「業務体系図、機能情報関連図」を学ぶ
3.使う人にわかりやすく読みやすいマニュアル文章の書き方を身につける


 概要

各業務には必ず何らかの関連があり、担当者の間で共有化されなくてはならない部分が存在しています。また、担当者がいつ変わっても、その業務が滞りなく遂行されるよう常にマニュアルの整理が必要です。このセミナーでは、各業務の内容や流れなどを分析、整理して文書化し、職場全体の仕事を見える状態にする方法を学びます。

 プログラム 1.時代が求めるマニュアルの役割
2.業務マニュアルのつくり方
3.業務分析で仕事を洗い出す
 ・業務分析で仕事を細分化し、階層構造で示す
 ・業務分析2つの視点(大から小へ,小から大で)
 ・業務体系図で仕事の全体像を体系的に把握
 ・機能情報関連図で仕事同士の関連性を把握
4.わかりやすく読みやすいマニュアルの作り方
 特徴 ■ 「マニュアルの企画 - 対象業務の分析 - 作成」の一連の手順を習得し、「業務マニュアル」を作成しお持ち帰りいただけるよう講義4割、演習6割の実務重視のプログラム編成で実施しています
■ 国際化時代に対応し、国際的な分析手法WBSを取り入れての業務分析の実務を解説します

■ WBS(Work Breakdown Structure)とは、プロジェクトで実施する作業を細分化し階層構造で示した表のことです
  参加費:75,600円       講師:小林 隆一 
  お問い合わせ先:産能マネジメントスクールへ 0120-113644
  会場(東京・代官山)         
   セミナー Q and A (セミナーで何を知り,実務にどのように役立つか)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  「蓮尾力 七彩パズル版画... | トップ | 「蓮尾力 七彩パズル版画展... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

「身の程」人生」カテゴリの最新記事