「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

小松帯刀 日本近代化への貢献者

2008-11-15 06:41:53 | 小松帯刀
【ビジュアルは小松家墓】

 いま多くの人が政治の混迷,米国の金融資本主義の限界を見せつけた金融危機に,戸惑いと不安を感じている。この状況は,かっての幕末・明治維新の激動期にも似る。

 幕末を描く大河ドラマ「篤姫」で,主要人物の1人として登場の小松帯刀は薩長同盟や大政奉還の立役者として活躍した人物。彼は志半ばして36歳の若さで病死したことなどから,「幻の宰相」ともいわれ惜しまれている。

▼小松帯刀にかかわるエピソード

・鹿児島「吹上酒造」発売の焼酎「小松帯刀」。この酒は,既に20年ほど前から売り出されている。ドラマにあやかって売り出されたものではない。

・醸造元「吹上酒造」のオーナーは灘の大関酒造である。その,大関酒造の創業者は小松帯刀と京都妻お琴との間に生まれた子供である。

・日置市に小松家の菩提寺,清浄寺と墓の園林寺跡がある。墓への入口にある頭の取れた仁王像が印象的。

・日置市には,薩摩焼宗家十四代 沈 壽官(ちん じゅかん)の工房がある。氏は白薩摩による金襴手や浮彫,透彫の作品の他にも「宗胡録写」を展開したものや,黒薩摩の作品など幅広く手がける。司馬遼太郎の短編『故郷忘じがたく候』の主人公としても知られる。

小松帯刀の足跡,波乱にみちた生涯を,精緻な考証をもとにたどり,第13回「南日本出版文化賞」受賞の名著が,復刊しました。

幻の宰相 小松帯刀伝(改訂復刻版)
瀬野 冨吉
宮帯出版社

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