「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

鹿児島国際大学での集中講義 ーマーケティング論・17 総括①

2011-09-26 08:22:18 | 大学教員として

  鹿児島国際大学(鹿児島市)で,8月23日(火)から26日(金)まで「マーケティング論Ⅰ」の集中講義を行いました。集中講義とは,2単位(45分・15回授業)分の授業を4日間で講義するものです。受講申し込み者は34名,時間割は,下記の通りです。

▼時間割

    1  限     2  限   3   限   4  限    5 限
一日目 流通とはマーケティングとは マーケティングとセールス ケーススタディ 「A-Zストア」 鹿児島の商業・
天文館のいま
 
二日目 1日目の復習 マーケティングの進め方  マーケティング理論 マーケティングリサーチ/天文館分析  
三日目 タウンウォッチング- 朝市・天文館 朝市・天文館-レポート作成
四日目  レポート作成 / まとめ      

受講目的・動機・目的--
 朝9時から,昼休みの40分をはさんでのぶっ通しの授業は,さすが疲れましたが,充実感を持って授業を終えました。出席率は,1日目の初回の授業から欠席した学生5名をのぞき,残り29名の出席率は,90%強でした。
 授業初回時のアンケートと学生からの聞き取りによる学生各自の受講目的,受講動機は,次の通りです。

・マーケティングに興味があったから(4名)
・卒論にマーケティングの要素を取り入れたいため
・将来,親の経営する流通業で働こう思っているので,その参考としたい
・将来,起業を考えていて,マーケティングを学びたい
・視野を広げたい
・NPO法人主催のインターンシップで,中小企業が生き抜くためにマーケティングの知識が不可欠と感じた為
・就職の事を考えて
・卒業単位が足りたい(5名)
・コース修了のため単位をとらなくてなならない(3名)
・短期間で単位を取れるから(3名)
・夏休みで時間的な余裕があるから(2名)

 受講目的や受講動機には,単位不足,短期間で単位を取得出来るからといった事とともに,授業を通じて知識の幅を広げたい,あるいは将来設計に生かしたいといった,意欲的な目的を持った学生が大半を占めました。
 こうした学生のニーズに応えられるよう,机上論に終わることなく実社会で役立つ実務論の展開を心がけました。

◆実務論を中心に役立つ授業を指向
 今回の授業では,「マーケティング理論」については基本的な内容にとどめ,役立つ授業の観点から,「実務論」に重点を置きました。そのポイントは,次の3点です。 
①鹿児島県内に,ここ3年間でセブン-イレブンは,200店舗の出店を計画していますが,これが県内の商業や産業に及ぼす影響は?。
②九州新幹線の全線開通は鹿児島にとってプラスに働いているのか?。
③鹿児島は観光立県で持続的発展が図れるのか。
 この内容については,ブログと私のホームページを通じて,これから詳しく説明します。是非,アクセスください。 

◆学生の反響-OA君の感想文から
 私は経済学科なのですが,流通に興味があり受講しました。他の講義では学問として学ぶことが多いのですが,この講義では実践的な事が学べて,非常に興味深かったです。鹿児島のイオンやA-Z,天文館についてここまで真剣に考えたのは初めてでした。

▼バックナンバー

 

     
           
           
           
           

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コメ 放射性セシウム汚染の... | トップ | 「宮崎をどげんかせんといか... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

大学教員として」カテゴリの最新記事