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鹿児島志布志港など10の港 -バルク戦略港湾に選定される

2011-06-01 00:49:52 | これでいいのか鹿児島

鹿児島志布志港など10の港 -バルク戦略港湾に選定される

 国土交通省は,穀物や鉄鉱石などを運ぶ貨物船の拠点として国が重点的に整備する「国際バルク戦略港湾」に,鹿児島県の志布志港や茨城県の鹿島港やなど全国10の港を選んだと発表した。(国交省報道発表 http://www.mlit.go.jp/report/press/port01_hh_000076.html

 国交省は,大型のバラ積み貨物船を今後,日本の港でも受け入れられるようにするなど,穀物・石炭・鉄鉱石の物流コストを下げるため,国が重点的に整備する「国際バルク戦略港湾」を選定した。選ばれたのは,釧路港,小名浜港,鹿島港,木更津港,名古屋港,水島港,福山港,徳山下松港,宇部港,志布志港の10港である。

 これらの港は,今後3か月以内をメドに施設整備や事業計画を盛り込んだプログラムをまとめ,大型船に対応した岸壁などの整備を行っていく。
 東日本大震災で被災した小名浜港と鹿島港については,プログラム提出の期間を延長するなどの対応を取るという。

 国土交通省が選定した「国際バルク戦略港湾」は穀物,鉄鉱石,石炭の3品目を扱う港を対象としている。
・穀物:鹿島港,志布志港,名古屋港など5港
・鉄鉱石:木更津港など3港
・石炭:小名浜港など3港


 (source:志布志港 国際バルク戦略港湾計画書(概要)
  http://www.mlit.go.jp/common/000145992.pdf )

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◆鹿児島県の持続的発展に向けて
 私はかねてより,鹿児島県の持続的発展に向けて,日本の南端にあるという鹿児島の立地特性を生かし,志布志港,鹿児島港,喜入港など港湾,鉄道(在来線),高速輸送手段としての空港,新幹線および高速道路の有機的結合(ネットワーク)による,シムレスかつ低廉な貨物輸送を提唱してきました。私の考え方については,鹿児島国際大学地域総合研究所の紀要『地域総合研究』で公開しています。


・「エリアマーケティングの実務」 第38巻第1号/2010年9月
  http://www.iuk.ac.jp/chiken/pdf/regional_studies38/kobayashi.pdf

・「地方独立宣言――補助金に頼らない独自性,主体性を持った地域再生の取り組み」
第38巻第1号/2010年9月  http://www.iuk.ac.jp/chiken/pdf/regional_studies38/chiiki.pdf

・「市場縮小,地域格差拡大に対応―エリアマーケティングの実務1」 第37巻第2号/2010年2月  http://www.iuk.ac.jp/chiken/pdf/regional_studies37_2/kobayashi.pdf

・書評「「利益第二主義~過疎地の巨大スーパー「A-Z」の成功哲学~」第37巻第2号/2010年2月http://www.iuk.ac.jp/chiken/pdf/regional_studies37_2/shohyo.pdf 

                
・経済・社会の混乱期における地域経営 ―鹿児島県の持続的発展に向けての方策―
第37巻第1号/2009年9月  http://www.iuk.ac.jp/chiken/pdf/regional_studies37/kobayashi.pdf
 
・鹿児島県の持続的発展に向けての戦略形成  第36巻第1・2号 合併号/2009年2月
http://www.iuk.ac.jp/chiken/pdf/regional_studies36/kobayashi2.pdf


▼国交省関連HP
 国際バルク戦略港湾の選定結果について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/port01_hh_000076.html

 国際バルク戦略港湾の募集について 
  http://www.mlit.go.jp/report/press/port01_hh_000038.html
 

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⇒ 関連HP ⇒ エリアマーケティング
⇒ 関連HP ⇒ 県民性-風土記

エリアマーケティング実践セミナー  2011/ 7/19~2011/ 7/20産能マネジメントスクール

 -「地域対応のマーケティング」が求められる時代です
    
http://seminar.hj.sanno.ac.jp/s/3097

 

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 『 「身の丈」を強みとする経営』(日 本経済新聞出版社刊)。本書は,性急な業容拡大は弊害が多いとして,堅実な発展を目指して,自らの分を知り,ライバルの動きに惑わされることなく,マイ ペースを貫きながら存在感を発揮するという経営姿勢を貫く経営姿勢を「身の丈経営」とし,縮小の時代の経営のあり方を考察しています。

 


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