日航機揺れ- 幼児が離陸中に座席を「ハイハイ」 注意しようとしたCAが転倒,骨折
報道によると日本航空(JAL)は10日午後,同社の鹿児島発羽田行きの便で離陸中に49歳の女性客室乗務員(CA)が転倒,骨盤の一部を骨折し全治4週間のキズを負う事故があった。JALが航空事故を起こすのは2016年度では初めて。
離陸後に飛行機が上昇中でシートベルトサインが点灯中だった13時23分頃,幼児が座席の上をはっているのを,CAが発見した。本来ならば幼児は大人が抱っこする必要があるため,CAが父親に注意したが声が届かなかった。シートベルトを外し,身を乗り出して声をかけようとした瞬間に機体が揺れ,CAは床に転倒し,負傷した。
当時,鹿児島空港周辺は小雨が降り気流の乱れにより機体が揺れることが予想されていたということである。国土交通省は国土交通省は航空事故に認定し,航空事故調査官を派遣した。
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