日本航空(JAL)は,長崎県とのコラボレーション企画で,来年1月の1カ月間,国内線機関誌「SKYWARD」やファーストクラスの機内食を通じて長崎県内の観光や食の魅力を紹介します。
JALニュースリリースによると,この活動の趣旨は,JALグループは,機内誌・機内ビデオ・機内食などの媒体や顧客サービスを通して,「日本の素晴らしさ」を発信していく地域活性化プロジェクト,「JAPAN PROJECT」を2011年5月から展開しています。その第55弾となる2016年1月の「JAPAN PROJECT」では長崎の魅力を大々的に発信することで,観光需要の創出につなげ,地域活性化に貢献にあります。
⇒⇒ JALグループ地域コラボレーション企画“JAPAN PROJECT”2016年1月は長崎 ⇒
http://press.jal.co.jp/ja/release/201512/003597.html
これは日航が2011年5月から始めた日本各地を紹介する取り組みの一環ということです。長崎県内の特集は2011年12月以来,これで2回目です。
◆国内線機関誌「SKYWARD」では,異国情緒あふれる長崎の魅力を掲載
国内線の機内誌では,「光と色彩の祭典」と題し,長崎新地中華街で中国の旧正月を祝う行事「春節祭」として始まった長崎の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」を取り上げ,異国情緒あふれる長崎県の魅力を紹介します。
◆機内上映ビデオで南島原を紹介
画像の出典:JALのHPより
国 内線の機内ビデオでは,お笑いコンビの「パックンマックン」が,長崎県島原半島の南部に位置する南島原市をウォーキングしながら,キリシタンの歴史などを ご紹介します。3月からは,海外からの観光客向けに,バイリンガル版(日・英)が国際線機内エンターテインメントのビデオチャンネルに加わります。
◆機内食
画像の出典:JALのHPより
機内食は羽田発着の福岡,沖縄,伊丹,札幌各便のファーストクラスでは,1929年創業の雲仙市の「雲仙温泉 雲仙宮崎旅館」 の内田料理長の監修による夕食に提供されます。メニューは,1月上旬では「雲仙宮崎旅館」の特製味噌で味わう雲仙クリーンポーク,中旬では特製牛蒡ソース で味わう長崎牛のロースト,下旬は炊いた大根と一緒に味わう雲仙クリーンポークの角煮や牛蒡の長崎ハーブ鶏射込みなど,雲仙や島原の食材を使った地元の味を提供します。
1929年創業の「雲仙温泉 雲仙宮崎旅館」は日本で最初に国立公園の山々を借景にした雲仙随一の庭園や効能豊かな源泉掛け流し温泉などを有し,天皇皇后両陛下や多数の有名人、文化人も宿泊した歴史ある老舗旅館です。
◆空港ラウンジでは長崎の銘酒と銘菓を提供